野球少年にとってプロ野球選手とは夢の職業ですよね。
きっと誰もが1度はプロ野球選手を夢見たのではないでしょうか?
しかし、プロの世界はどこも厳しく、プロ野球選手になれるのはほんの一握り、さらにそこから1軍に入りレギュラーを掴めるのはさらに一握り、さらにさらにスター選手になるには記録だけでなく、記憶に残る選手にならなければいけません。
そんなプロ野球のスター選手たちをポジション別に100%個人的な意見でトップ5として、紹介したいと思います。
暇つぶし程度に見ていただければ幸いです。
投手部門
野球の中心的ポジション。
絶対的なエースの存在は自軍にとっての安心感だけでなく、相手軍に対してもプレッシャーがかかるため戦略的にも重宝される存在です。
第1位 ダルビッシュ有
出典:dmenuスポーツ
メジャーリーガーとして多彩な変化球を操り、打者を翻弄する姿は絶対的エースの風格すら漂うピッチャー。
150キロを超えるストレートに、キレのある変化球を持っており、さらに特筆すべきは同じ球種で球速を変えられる技術をもっている事でしょう。
投手としての投球技術が圧倒的でこの順位としました。
第2位 野茂英雄
出典:Yahooニュース
日本投手のメジャーリーガー挑戦への道を切り開いた選手。
特長的なトルネード投法とストレートとフォークの切れ味は抜群。
メジャーリーグでもノーヒットノーランを2度も達成した偉大な投手。
さらにNPBの契約金を史上初めて1億円代に乗せた選手でもある。
第3位 金田正一
出典:ベースボールマガジン
通算400勝投手。
もはやこの記録は決して破られることは無いのではないでしょうか?
豪速球を武器とした本格左腕の投手。
今のプロ野球とは根本的な投手の運用方法が違うため、この記録に否定的な意見も多いのも事実です。
しかし、それでもなお400勝を積み重ねるのは並大抵の才能では不可能であることは確かです。
第4位 田中将大
出典:日本経済新聞
シーズン不敗の24連勝という前人未到の大記録を達成し、メジャーリーガーとなった日本のエース。
150キロ超えのストレートに切れ味抜群のスプリットが決め球。
ピンチに極端に強く、ランナーが得点圏に進むとギアがあがるタイプの投手。
メジャーリーグの名門ヤンキースでも先発ローテーションの柱として絶大な信頼を得ている。
第5位 松坂大輔
出典:dmenuニュース
平成の怪物といわれた大投手。
ジャイロボールと呼ばれるノビのあるストートとスライダーでプロ入り直後から大活躍をみせ、記憶にも記録にも残る投手。
NPB時代の全く三振をしないイチローを連続三振に切り伏せたインパクトはとてつもなく大きかった。
メジャーでの故障から調子を落としたが、存在感は抜群の選手。
他候補選手
- 沢村栄治
- 稲尾和久
- 江夏豊
- 村田兆治
- 江川卓
- 斉藤和巳
- 佐々木主浩など
捕手部門
野球の守備側の頭脳ともいえるポジション。
投手とバッテリーを組み、ほとんど場合は捕手が投球を組み立てるためのサインを投手へ出すため、野球に詳しくなければならない。
第1位 野村克也
出典:Nember Web
キャッチャーで初めて3冠王を獲得し、データに基づいたID野球の重要さを説いた近代野球の父といっても問題ない選手。
監督になってからも独自の野球理論でスター選手を次々と育て上げていく。
相手打者の特徴を捉え、投手の投球を組み立てることと同時に打者にささやき精神的な揺らぎを与えて王や長嶋らと競い合ってきた。
第2位 古田敦也
野村ID野球を徹底的に叩きこまれた野村監督の愛弟子。
圧倒的な強肩と正確な捕球能力、捕球してからの送球までのモーションの速さで通算盗塁阻止率は歴代No.1(.462)、ピーク時の盗塁阻止率は(.644)という日本記録を持っています。
また打撃の超一流で、打撃が伸び悩む捕手にあって、首位打者も獲得しています。
第3位 城島健司
出典:時事ドットコム
当時クロスプレー全盛期にあって、体格の差が顕著にでる捕手でありながら、メジャーで結果を残した偉大な選手。
日本歴代No.1と言われる強肩とクリーンナップを任される強打の持ち主。
タイトルの獲得はありませんが、常に打率を3割近い数値で残し、かつホームランも打てる強打者であった。
第4位 阿部慎之助
出典:産経ニュース
ジャイアンツ史上最高の捕手ではないでしょうか?
城島に勝るとも劣らない強肩と、スター揃いのジャイアンツや日本代表にあっても4番を任される超1流の打撃で攻守に渡ってジャイアンツを支えてきた名捕手。
捕手として投手陣からの信頼も厚くまさにチームの中心人物であった。
第5位 田淵幸一
出典:日刊スポーツ
打撃超特化型の捕手。
通算ホームラン474本(日本歴代11位)の記録を残すほどの強打者。
また守備面に関しても、盗塁阻止率が5割を超えるシーズンがあるほどの強肩捕手であった。
ホームランの際の打球の放物線が美しく、ホームランアーティストと呼ばれていた。
他候補選手
- 谷繁元信
- 伊藤勤
- 木俣達彦など
1塁手部門
歴代の打撃特化型の打者が入る傾向が高いポジション。
名だたる強打者が揃っていて、各チームともクリーンナップに入っている傾向が高い。
また捕球テクニックも必要なので、ただ打てればいいというわけではありません。
第1位 王貞治
出典:Yahooニュース
1塁手だけでなくプロ野球選手として、歴代トップに君臨する世界のホームラン王
通算本塁打868本という驚異的な数字を残したレジェンド。
独特の1本足打法でホームランを量産していました。
獲得したタイトルも首位打者5回、本塁打王15回、打点王13回、ベストナイン18年連続18回という驚異的な数を取得。
また監督としてもWBC第1回大会で優勝した日本の監督でもあり、世界のプロ野球選手からも敬意を表される偉大な選手。
第2位 落合博満
王貞治にも劣らないその打撃センスで、三冠王を3度も獲得した天才バッター。
神主打法という特徴的な打法を駆使して、生涯打率.311、通算本塁打511本という数字を残しています。
プロ入りが25歳と遅かったため、入団が速ければもっと記録を伸ばしたことでしょう。
第3位 清原和弘
出典:西日本新聞
打撃の天才でプロ入り1年目から本塁打31本、打率.304、打点78点という今では考えられない凄まじい記録を残しています。
しかし、意外なことにタイトルとは無縁で無冠の帝王として、球界の番長と呼ばれるキャラが凄まじい人気でした。
またお祭り男として知られ、日本シリーズやオールスターなどではさらに能力が覚醒し、勝負強さを見せていたことも人気の秘訣。
第4位 松中信彦
出典:文春オンライン
平成唯一の三冠王。
タイトルも首位打者を2回、本塁打王を2回、打点王を3回獲得した天才打者。
バッティングセンスの塊で、ホームランを打った際の打撃フォームは美しささえありました。
構えに雰囲気があり、ここぞという場面に打ってくれそうなオーラのある選手でした。
第5位 川上哲治
打撃の神様と言われた天才打者。
プロ野球史上初めて2000本安打を達成し、通算打率.313を記録するなど高いアベレージを誇りますが、長打力もあり本塁打王を2回獲得しています。
他候補選手
- 駒田徳広
- 小笠原道大
- 大杉勝男
- 谷沢健一
- 山川穂高
- 榎本喜八など
2塁手部門
打撃のみでなく、守備のうまさや小技の使用できる選手が多いポジション。
二遊間という内野でも重要度の高い守備位置を守り、華麗なフィールディングを魅せる選手が多い。
第1位 山田哲人
出典:ウィキペディア
プロでも難しいトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を3度達成した、若き天才打者。
身体能力が高く、プロ選手としては平均的な体格であるにもかかわらず、ホームランを量産できるのは類まれな打撃センスによるもの。また、史上初めて本塁打王と盗塁王を同時に獲得するなど、盗塁技術も優れた非の打ちどころのない選手。
第2位 井口資仁
出典:livedoor
内野手では中々活躍が難しいメジャーで2年連続2ケタ本塁打を記録した長距離砲。
通算本塁打295本を放っており、2塁手としては珍しい長距離砲の選手。
また足も速く、通算224盗塁を記録している。
第3位 高木守道
出典:gooニュース
2塁手に関する日本記録はほとんどこの選手が保持している。
主な記録は以下の通りである。
2179試合、11477守備機会、5327刺殺、5866補殺、284失策、1373併殺
また盗塁王を3度獲得するなど走力も備わっている。
第4位 辻発彦
出典:Sportiva
2塁手としてゴールデングラブ賞を8度受賞した守備の名手。
守備力は歴代No.1という評価も多い。
また打撃に関しても高いアベレージを残し打率3割超えを記録することも、ただ当時の西武は清原、秋山、石毛、デストラーデといった強力打線だったため高い打力を誇りながらもつなぎ役をこなしていた。
第5位 篠塚利夫
出典:AERAdot
通算打率が3割を超え、首位打者を2度獲得しているジャイアンツ歴代No.1の2塁手
巧みなバットコントロールでアベレージヒッターとしてヒットを量産するある種2塁手のイメージを再現したような選手。
他候補選手
- 大石大二郎
- 菊池涼介
- 落合博満(1塁手でランクイン)
- 浅村栄斗など
3塁手部門
守備力はもちろんの事、1塁手同様に打撃が優秀な選手が豊富なポジション。
補修から1塁までの送球の速さや肩の強さなど、1塁手と比較して守備力が求められるポジションです。
第1位 長嶋茂雄
出典:Amazon
Mr.ジャイアンツ、Mr.プロ野球といっても過言ではないレジェンド。
歴代3塁手の中でもずば抜けた成績で通算打率.305、通算444本塁打、通算1522打点、通算2471安打を記録し、数々の名言や伝説を残し、た選手。4番サードのイメージはまさに長嶋茂雄の代名詞でしょう。記録もですが、記憶に残るスター。
第2位 衣笠祥雄
鉄人といえばこの選手。日本歴代1位となる連続試合出場記録「2215試合」の保持者でもあります。
この記録はケガなどで途絶えたわけではなく、引退を迎えたことで途絶えた記録という驚異の記録になります。
また20年連続で2ケタ本塁打を放つなど打力も十分の選手です。
第3位 中村剛也
歴代の打者の中でもホームランを打つ技術に長けた選手。
2011年に統一球という中々ホームランが出にくいボールが使用され、それまでの全打者の年間累計本塁打が1605本(2010年)から939本まで減り各打者記録を大きく落としたにも関わらず、48本塁打という異次元の数字を叩きだしました。
第4位 中村紀洋
出典:日刊スポーツ
ミスターフルスイングはこの人というイメージの方も多いのではないでしょうか。
しかし、デタラメに振っているようで、右方向にもしっかり打ち返せる打撃センスは一流の証。
また守備力も非常に高くゴールデングラブ賞を7度獲得しています。
第5位 掛布雅之
生涯タイガースを貫いたミスタータイガース。
身長175㎝とプロ選手としては低い身長ながらも、「本塁打は狙って打つもの、ホームランの打ち損じがヒット」と言い張るほどの打撃技術をもっており、本塁打王を3回獲得しています。
他候補選手
- 小久保裕紀
- 藤村富美男
- 中西太
- 有藤通世
- 松田宜浩など
遊撃手
内野手の花形ともいえるポジション。
軽快な守備力だけでない、深い位置からの1塁送球など肩の強さも求められるポジション。
第1位 松井稼頭央
出典:スポニチ
身体能力が飛びぬけたメジャーでも活躍したスタープレイヤー。
スイッチヒッター(両打ち)で、トリプルスリーも達成。
驚異的な走力に、7年連続打率3割超えや30本を超える本塁打、広い守備範囲に強肩といったまさに完璧な遊撃手の代表格のような選手。
第2位 坂本勇人
出典:Yahooニュース
巨人史上最高の遊撃手といっても過言ではない選手。
特筆すべきは打撃力で、遊撃手でありながら首位打者を獲得したり、10年連続で2ケタ本塁打を記録するなど、まだ若いながらもスター性もありレジェンド入り間違いなしの選手。
問題視されていた守備力も改善され、持ち前の強肩と相まって攻守の要へと成長した。
第3位 石井琢朗
走功守揃った才能の塊のような選手。
ゴールデングラブ賞、盗塁王を4度獲得、通算2432安打などまさに非の打ちどころがない選手。
広い守備範囲と卓越したボールさばき、流れるようなフィールディングは見ているものを虜にします。
第4位 池山隆寛
出典:文春オンライン
フルスイングが代名詞となり、ブンブン丸の愛称で親しまれた選手。
高い守備力を求められる遊撃手にありながら5年連続30本塁打以上打ったのはNPB史上では池山ただ一人。打撃に目が行きがちだが、堅実な守備力も魅了の1つ。
第5位 山下大輔
守備力に特化し、守備力でレギュラーを獲得した選手。
通算打撃は2割6分台と決して突出しているわけではありませんが、遊撃手としてゴールデングラブ賞を8度も受賞している(遊撃手としては歴代最多)
そして14年という年月を守備力でレギュラーの座をつかみ続けた。
他候補選手
- 宮本慎也
- 小坂誠
- 鳥谷敬
- 石井琢朗
- 川崎宗則
- 西岡剛など
外野手
強打者や俊足、強肩といった目立つ選手の多いポジション。
※外野手は状況に応じてレフト、センター、ライトとポジションが変動したりするため10人選出させてもらいます。
第1位 イチロー(鈴木一郎)
出典:日本経済新聞
説明の必要のないほどのスタープレイヤー。野球を知らない人でも名前を知っているほどの選手。
残してきた記録が多すぎて全て説明するのは省略しますが、イチローを語るならヒット数でしょう。
メジャーでのシーズン262安打はメジャーと同時に世界記録。また賛否ありますが、日米通算4367安打もまた世界記録となっている。
記録や記憶、全てにおいて比肩するもののない偉大な選手となっています。
第2位 松井秀喜
出典:https://baseballgate.jp/p/9845/
長距離打者としては唯一メジャーで活躍した選手。
規格外のパワーで日本で活躍した10年間で驚異の332本塁打、通算507本塁打を放った通称『ゴジラ』
2009年のメジャーワールドシリーズMVPを獲得するなどメジャーでもその存在感は輝きをはなっていました。
第3位 秋山幸二
身体能力がずば抜けた超人。ホームランを打つとバック中でホームインをするパフォーマンスを見せる。
その身体能力は凄まじく、走っては50mを5秒台、遠投は120mを超え、9年連続で30本塁打を超える打力をもっていました。またまだ誰もたどり着かない40本40盗塁まであと盗塁『2』まで迫ったスタープレーヤー。
第4位 張本勲
出典:AERAdot
日本プロ野球で唯一3000本安打を記録した安打製造機。(イチローは日米通算)
高い打撃技術は長打力にも繋がり、通算500本塁打を放っている。また走力も高く、通算成績が3割300本、300盗塁以上というトリプルスルーを達成している。
第5位 山本浩二
通算536本塁打、5年連続40本塁打以上を記録する長距離砲。
ミスター赤ヘルの愛称でも親しまれ高い人気を誇る選手。
また、11年連続で2ケタ盗塁を記録する走力と元投手の強肩が相まって外野手の守備力も非常に高い選手です。
第6位 青木宣親
出典:スポニチ
走攻守三拍子そろった選手で、ベストナイン7回、ゴールデングラブ賞6回受賞した1流選手。
バットコントロールが優れており、通算打率.326(2019シーズン終了時点)でNPB歴代No.1の安打製造機として、活躍しています。
第7位 福本豊
歴代No.1の走力を持ったスピードスター。
通算盗塁数「1065盗塁」、シーズン最多盗塁数「106盗塁」、13年連続盗塁王など驚異的な記録を持った足のスペシャリスト。
また通算打率.291、通算208本塁打という内容のように打力も十分に高いレベルの選手。
第8位 新庄剛
出典:AERAdot
生まれ持った身体能力の高さから、想像を超えるプレーを見せる選手。
特筆すべきは守備力のでその走力と、状況を把握したポジショニングから長打の打球を正確に処理、また持ち前の強肩は遠投130mを超える程。
セオリーにとらわれない型破りなプレースタイルは多くのファンを魅了しました。
第9位 金本知憲
出典:AERAdot
球界の兄貴。連続フルイニング出場の世界記録保持者としても知られ、死球を受けて手首が骨折した状態でも出場し、片手でヒットを打つなど鉄人の名に恥じない気迫あふれるプレーが魅力。
通算本塁打476本、通算2539安打を放っているすごさもありが、ここ一番での勝負強さはまさに兄貴でした。
第10位 柳田悠岐
豪快なフルスイングが魅力の走功守の3拍子揃った超人選手。
その豪快なスイングはバックスクリーンの掲示板に直撃させるほどの規格外のパワー。
まだ記録としては、成長過程ですがその魅力的なプレースタイルで人気が高い選手。
二刀流部門
大谷翔平
出典:Yahooニュース
今だかつて誰も成功しなかった二刀流を現実のものとして完全に再現した選手。
打ってはホームランを量産、投げては日本最速記録の165キロ、さらに足も速いとまさにマンガの世界から飛び出してきたような夢のような選手。
現在メジャーに挑戦中で、肘の手術のため打者に専念中だがもうじき投手としても解禁になる。
年齢も若く今後のプロ野球を背負った存在の選手。
まとめ
プロ野球の各ポジションの歴代ベスト5を選出しました。
どの選手の記録も記憶も素晴らしいものが多く、勝手に順位を付けましたが、時代の違いなどもあるので、優劣はなくどの選手も超1流の選手です。
またランクインした中で現役選手も複数いますので、今後の活躍が期待されます。