野球がうまくなるためには?1流選手から学ぶ練習の取り組み方や考え方

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野球がうまくなりたいと思う方は多いのではないでしょうか?

チームのエースになりたい。4番を打ちたい。甲子園に出場したい。プロ野球選手になりたい。などなど野球がうまくなりたい理由は選手それぞれだと思います。

野球がうまくなるために日々厳し練習に励んでいる学生も大勢いることでしょう。

しかし、同じ練習をしているのに中々うまくならない。レギュラーになれないなど個人でも差が出てしまうものです。

もちろん生まれ持った才能があるのも事実だと思いますが、どのように練習に取り組みかが非常に重要です。

この記事では1流選手の発言や行動から以下4つのことを中心に練習の取り組み方やコツを紹介したいと思います。

  1. 『練習は嘘をつかない』は正しくはない
  2. 目先の変化を求めず、長期のイメージを大事にする
  3. 自分の感覚を大事にする
  4. 身体のメンテナンスに手を抜かない

 

『練習は嘘をつかない』は正しくはない

まず1つ目『練習は嘘をつかない』は正しくないについてです。

練習は嘘をつかないや努力は必ず報われるといった言葉を私は信じません。

練習すれば誰でも結果が出たり、努力が必ず報われるとするならば、個人間の差は生まれ持った才能でしか出てこないとも言いかえれます。

決してそうではなく、練習や努力によって報われた人もいると思います。

どういうことかと言うと練習の取り組み方や考え方が非常に重要だということです。

野球というスポーツはポジションごとの役割やルールが非常に複雑です。

そのため、日々の練習をただガムシャラにこなすだけと、チームの中での自分のプレーや自身の体の使い方を常に考えながら練習に取り組むのとでは、大きな差が生まれることは明白です。

また指導者側も同様で、ひと昔前の根性論でガムシャラに練習させるのと効率を考えたメニューを与えて練習させることで選手の技術の進歩も飛躍的になります。

そんな練習内容や医学的な体の動かし方を学ぶことで以前は140キロ台でも早かった投手の球速も格段の向上し近年では160キロを超えるボールを投げる日本人投手が増えつつあります。

 

なので、同じ練習をするのならば、体の細部の構造や使い方などを考えながら練習することで最高の結果へと一歩でも近づけるようになります。

そして、その練習を考えながら行うためには、いかに野球を好きになるかといったマインドも非常に重要になるので、親御さんなどは子供が野球を好きになるように仕向けることで練習もやらされるのではなく、自発的に行うようになりさらなる上達が期待できると思います。

ちなみに日本歴代でも屈指の投手でメジャーでも活躍しているダルビッシュ投手も以下のような言葉を残していました。

練習は嘘をつかないって言葉があるけど、考えてやらないと普通に嘘をつくよ

一見才能の塊のようなダルビッシュ選手ですらこういう発言をされるので、いかに考えて練習するということが大事か伝わりますね。

 

 

目先の変化を求めず、長期のイメージを大事にする

次に『目先の変化を求めず、長期のイメージを大事にする』です。

全てもスポーツでもそうかもしれませんが、野球は一朝一夕で上達することはありません

ちょっとした体の使い方のコツをつかむことで、レベルアップすることはありますが、根本的な技術アップには、かなりの時間がかかります。

  • スイングスピードのアップ
  • 球速アップ
  • 肩の強さ向上
  • 守備の一歩目の素早さ
  • 走塁の判断力

などなど日々の練習で結果が見えにくいため、練習に取り組むモチベーションを維持するのが難しい要因でもあります。

そのため、日々の練習を考えながら、そして1年後や2年後、小中学生なら自分が高校生になった時の自分自身の目標を常に持ち続けることが日々の練習のモチベーションを保つコツになります。

メジャーで二刀流としてMVPまで獲得した大谷選手は野球に関するかなり具体的な目標を立てていたことでも有名で、他にもノートに試合などの日記を書いたりして常に野球に人生を捧げていたようです。

例えばドラフト1位で8球団から指名をもらう選手になるために【スピード160キロ、キレ、変化球、コントロール、運、体づくり、メンタル、人間性】の大項目の目標を8項上げ、さらにその8項目ごとの目標を達成するためにさらに細分化された目標をたてていました。

いかに長期のイメージをすることが大事かを物語っています。

 

 

自分の感覚を大事にする

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3つ目は『自分の感覚を大事にする』ことです。

人の体は皆それぞれ違います。

身長や体重、体の柔軟性から視力、リズム感など本当に人それぞれです。

筆者が野球をやっていたことは、投げ方や打ち方などまるでテンプレートのように指導されることもざらにありました。

しかし、先述した通り、体の造りや感覚というのは人それぞれで違います。

なので、テンプレートのようなフォームが必ずしも正しいとは限りません。

また大谷選手の話になりますが、2021年度大谷選手はメジャーのホームラン王争いをし、年間46本ものホームランを量産しました。

もちろん見て分かる通り、体を一回り大きくした肉体改造もありますが、大きな違いはスイングが下からすくい上げるようなアッパースイングになったことがホームランバッターとして覚醒した秘訣だと思います。

これまでは上から下に振りぬくダウンスイング(重力の力もプラスできる)が基本とされてきていましたが、その逆のスイング方法はまさに大谷選手の感覚から実行されるスイングだと思います。

ただし、アッパースイングをオススメしている訳ではありません。あれはあくまでも大谷選手程のパワーとミート力(感覚)があるから出来るスイングの1つだと思います。

そのため、野球の基礎は絶対に大事なものですが、基礎があっての自分の感覚を大事にしたアレンジというのも野球がうまくなるための秘訣です。

 

身体のメンテナンスに手を抜かない

最後に大事なのが、自分の『身体のメンテナンスに手を抜かない』ということです。

野球がうまくなるためには、考えた練習や長期のイメージ、感覚が大事だと書いてきましたが、その根底にあるのが身体です。

どんなに素晴らしい練習をして技術を向上してきてもケガをしてしまうと、ケガした期間練習が出来ない上に、確実に感覚が衰えてしまい、元に戻すことが大変です。

そのため日々の身体のメンテナンスが重要です。

特に身体の柔軟性はそのままケガしやすさに直結するので、1番大事な身体のメンテナンスといっても過言ではありません。

超がつくほどの1流選手はほとんどこの柔軟性をもっているように思います。

イチロー選手やダルビッシュ投手はもちろんこの柔軟性を持っていますが、特に大谷選手や完全試合を達成した佐々木朗希選手の肩回りの可動域が常人離れしており、160キロを超える球速を投げるためにも非常に重要な要因であることが分かっています。

日々の厳しい練習後や試合のあとなどしっかり身体のメンテナンスをすることが野球がうまくなるためのコツとなります。

 

まとめ

野球がうまくなるための練習の取り組み方や考え方を1流の選手を例に紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

この記事を参考に1人でもさらに野球がうまくなる選手が増えてくれたらこの記事を書いた意味があると思います。

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