野球の打順を考える際のポイント!戦略的な打順とは?

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野球の試合をする際にポジションと共に重要な要素になってくる打順。

一昔前まではチームで最も打てる、もしくは長打が打てる選手が4番を打っていましたが、現在はチームの事情などにより、その打順にも変化が起こってきました。

これから野球を始める方や監督としてチームの打順を決める際に打順というのは、選手の指揮にも関わってきます。

しっかりとチームの方針や、打者自身の役割などを把握することで、強いチームとなってきます。

この記事ではオススメの打順や、チーム状況に応じた打順の組み方を解説していきます。

打順

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打順とはなんなのか

打順とはその名の通り、攻撃側の打つ順番のこと

試合に出場している選手9名が1番打者から9番打者まで打順を固定し、順番に打っていきます。

またプロ野球のパリーグやアマなどでは【DH制(designated hitter)=指名打者】を導入し、打者専門の選手や試合の途中で打者を入れ替える【代打】の存在もあります。

プロの世界ではピッチャーは投球に専念するため、あまり積極的に打つ選手が多くないため、パリーグではDH制を導入し、投手の代わりに打席に立つことで、攻撃側が1番から9番まで打者を好きに並べることが可能です。

打順の組み方

野球の試合における打順の組み方は監督の腕の見せ所でもあります。

選手1人1人の個性を理解し、打順を固定するやり方や対戦相手または自選手の調子の良し悪しによって、試合ごとに打順を変あるやり方もあります。

前者の場合は打順を固定する事で、その場面ごとの役割を選手自身がどういうプレーを求められているのかがハッキリしやすいため、チーム力としては安定した結果を得られるでしょう。

また後者の場合は、監督の目が必要になります。

その打順がハマれば打線は繋がり、大量点を得やすくなるメリットもありますが、逆にハマらなければ、あと1本が出ずモドカシイ思いをする事もあるでしょう。

またチーム内でライバル関係などがある場合には互いの奮起にも繋がる可能性もあるため、チーム力向上へのメリットも考えられます。

どちらのやり方がいいという訳では無いため、チームの方針によって決めていく事をオススメします。

オススメの打順

では、ここでオススメの打順を紹介します。

チーム事情ごとにも合う合わないあると思いますので、チームに合うものを試してみてはいかがでしょうか?

オーソドックスな打順

クリーンアップ(3・4・5番打者)に打力の高い選手を集める方法。

1・2番 足が速く、小技が得意な上位

345 チーム内打撃上位

67 打率は良く無いが長打力が当たる

89 足が速く、小技が得意な選手

オーソドックスな打順として、やはり上位打線(1番から5番)で得点を稼ぐために、うまい選手を前に集める方法です。

下位打線についても決して適当に決めるのではなく、上位に繋がることを想定した打順で組みましょう。

機動力がある選手が多いチーム

次に紹介するのは機動力がある選手が多い場合

つまり足の速い選手が揃ったチームの場合ですね。

足が速いということは単打でも盗塁などでチャンスを広げられるということ

1・2・3番 足が速くチーム内の打撃上位

4・5番 ミート力が高い選手

6・7番 チーム内の打撃力が高い選手

8・9番 ミート力がチーム内で1番高い選手

この打順は先制点を狙った打順1番2番が出塁して3番までで1点を取りに行きます。

また投手は下位打線では体力を温存する習性があるため8・9番の出塁を狙い上位打線への繋がりが期待できます。

強打の選手が多いチーム

次に強打の選手が多いチーム

長打が打てる選手が複数いるチーム

長打力を当てる選手が複数いるチーム

1・2番 チーム内の俊足、技巧派

3・4番 チーム内打撃上位1位と3位

5番 小技が得意な選手

6・7番 チーム内の俊足、技巧派

8・9番 チーム内打撃上位2位と4位

長打力を打てる選手が多いのであれば、無理に並べずにクリーンアップを2つ作ってチャンスの回数を増やすパターンです。

技巧派が多く長打を打てる選手は1人のチーム

技巧派が多く長打力がある選手が限られた場合

この場合オススメしたいのは、2番に最も長打力がある選手を置く方法です。

近年メジャーリーグでもプロ野球でも2番最強説というものがあり、打順を前に持ってきて、打席に立てる回数を増やそうと言うもの。

チーム全体に技巧派が多いのであれば、オーソドックスな打順にしつつ、2番に最強打者を持ってくるとチームがうまく機能すると思います。

まとめ

野球における打順について記載してきました。

打順というのは選手からしたら一種のモチベーションにもなりますが、こうしたチーム事情における思惑もあります。

また監督についてもこれらを参考にして、より強いチーム作りに励んで下さい。

チームが勝つことで野球はもっと楽しくなりますよ。

他にも野球に関する記事を書いていますのでよければ読んでみて下さい。

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