ダイの大冒険ポップの名言の1つ『一瞬・・・!!だけど・・・…閃光のように・・・!!まぶしく燃えて生き抜いてやる!!!』のシーンについて振り返ります。
ネタバレとなりますので、ご注意下さい。
真・大魔王バーンを追い詰めるダイとポップだったが、バーンの秘策を前に希望を失ってしまったダイ。
しかし、メルルの予知によってまだ希望が残されていることを知ったポップは幼いころ死について考えた時に母から言われた『人間は誰でもいつかは死ぬ だから・・・みんな一生懸命生きるのよ』という言葉を胸に満身創痍の体を突き動かし大魔王バーンに対し『残りの人生が50年だって、5分だって、同じ事だ!!! 一瞬・・・!!だけど・・・…閃光のように・・・!!まぶしく燃えて生き抜いてやる!!! それがおれたち人間の生き方だっ!!! よっく目に刻んどけよバッカヤロー!!!』と力強く言い放った。
シーン振り返り
ダイとポップは真・大魔王バーンの奥義『天地魔闘の構え』を破り、追い詰めていた。
しかし、バーンが世界中に落下させていた巨大な柱、ピラァ・オブ・バーン。
その最後の一本がメルルたちがいる場所へと落とされてしまった。さらに六本の柱には黒の核晶(コア)が埋め込まれており、無情にも地上消滅までのカウントダウンが始まってしまう。
その事実をしったダイは絶望し、無力となってしまう。頼みのポップもバーンと冥竜王ヴェルザーとの会話のスケールの違いに戦意を失いそうになる。
その時メルルの声が聞こえてきた。メルルの予知能力のおかげで全滅を免れたおり、さらに黒の核晶(コア)を止めるべく地上の人々が戦っていると知る。
その事を知ったポップもルーラで黒の核晶(コア)を止めようと飛び立つが、バーンパレスは再び結界が張られており、結界に激突し、地面に倒れるポップ。
倒れ込んだままポップはバーンに語り掛ける。
『あんたは何年生きられるんだい…何千年か?何万年か?それとも死なねえのか?』
『あんたも・・・あのヴェルザーって化け物も相当寿命が長ぇんだろうなぁ・・・』
『それに比べたら きっとおれたち人間の一生なんて 一瞬の花火みたいなもんだ』問いかける。
それと同時に幼い頃を思い出すポップ。
~ポップの回想~
『ある夜、死について考え出した。死んだらどうなるのか…どこへ行くのか…。
考えれば考えるほど怖くなって…わけがわからなくなって おれは泣きわめき続けた』
そんなポップを優しく抱きポップの母は伝えた。
『人間は誰でもいつかは死ぬ』
『だから・・・みんな一生懸命生きるのよ』と。
それを思い出したポップは再び立ち上がりながらバーンに強く言い放つ。
『残りの人生が50年だって、5分だって、同じ事だ!!! 』
『一瞬・・・!!だけど・・・…閃光のように・・・!!』
『まぶしく燃えて生き抜いてやる!!! 』
『それがおれたち人間の生き方だっ!!! よっく目に刻んどけよバッカヤロー!!!』
このセリフで絶望していたダイが再び立ち上がる。
『おれが・・・本当にくじけそうな時・・・本当にあきらめてしまいそうな時・・・いつも最後のひと押しをしてくれた奴・・・おれを立ち上がらせてくれた奴・・・最高の友達・・・ポップ・・!!』
『君に出会えて・・・良かった』
そして再びバーンとの死闘を迎える。
ポップは『ダイの大冒険』ファンからもう一人の主人公と評価されており、大事なシーンで心に響く名言を多く残しています。
このシーンは作中でもかなり人気の高い名シーンであり、ポップが主人公と言われる理由が良く分かる名シーンでした。