ダイの大冒険のポップの名言の1つ『こいつをよけたら…二度とあの人を師匠と呼べない』のシーンについて振り返ります。
ネタバレとなりますので、ご注意下さい。
作中でもトップレベルの最強呪文メドローアを伝授するため、マトリフ自分の身体の事を顧みずもポップを指導する。
だが、習得するためにはマトリフが放つメドローアをポップ自身がメドローアで相殺しなければならなかった。
ポップは避ける事を考えたが、師匠のマトリフは無理をしてでも自分のためにメドローアを伝授しようとしてくれていることを思い出し『こいつをよけたら…二度とあの人を師匠と呼べない』とメドローアを相殺する決意する名シーン。
シーン振り返り
マトリフが考案した極大消滅呪文メドローア。
オリハルコンで出来た体をもつハドラー親衛隊との闘いを前に師匠のマトリフのところへ相談に来たポップ。
相談を受けたマトリフはすべてを消滅させる極大消滅呪文メドローアをポップに伝授するため身体に鞭を打ちメドローア習得に付き合う。
火炎系(メラ)氷系(ヒャド)を同時に操り双方の魔法力をスパークさせた呪文こそがメドローアだとポップへ説明するマトリフ。
しかし、メドローアの習得のためにはマトリフが放つメドローアをポップ自身がメドローアを完成させ相殺させるしかなく、失敗すればその魔法の威力によって この世から消えてしまう一発勝負だった。
メドローアの迫力に怖気づき避けようと考えるポップ。
しかし、メドローアを構えるマトリフが口から血を流していることに気づいたポップ。
これまでアバンたちのために無茶な禁術を使いボロボロな身体のマトリフ。それでも弟子であるポップのために自分の身体を顧みずにメドローア伝授のために今この場にいてくれていることにハッとするポップ。
『・・・よけられねえっ!!この一発は、ただの一発とは重みが違う!こいつをよけたら・・・二度とあの人を師匠と呼べないっ・・・!!』
そう覚悟を決めたポップに向けマトリフは『ありがとよ』と一言告げ、メドローアを放った。
師弟の信頼関係がしっかりと描かれた名シーンの1つでした。