ダイの大冒険の名シーン振り返り『オレに”マトリフのしるし”とかいうのがあったらとっくにくれてやってるところだ…!』

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ダイの大冒険のポップの名言の1つ『オレに”マトリフのしるし”とかいうのがあったらとっくにくれてやってるところだ…!』のシーンについて振り返ります。

ネタバレとなりますので、ご注意下さい。

大魔王バーンとの決戦に不可欠な破邪呪文ミナカトール。

そのミナカトールを発動させるためにはアバンの使徒が授かっているアバンのしるしを光らせなければならず、唯一ポップだけが光らせる事が出来ないでいた。

どうやっても光らせることが出来ないポップは師であるマトリフの元へ相談に行った。

マトリフはこれまで鼻たれだと思っていた弟子が、そんな次元にまで辿りついていたことを喜びポップの事を子供のように感じていた。

そんな努力を重ね、成長し続け悩んでいるポップに対し『オレに”マトリフのしるし”とかいうのがあったらとっくにくれてやってるところだ…!』と師として、そして親心のような優しさみせる名シーン。

シーン振り返り

大魔王バーンとの決戦のためバーンパレスに乗り込む必要があるダイたち。

バーンパレスの結界を破るためにはレオナが取得してきたミナカトールが必須であった。

そして、ミナカトールがその効果を最大限に発揮させるためにはアバンの使徒がアバンより授かっているアバンのしるしを全員が光らせ魔法陣を完成させることが必要だった。

ポップ以外のアバンの使徒は次々としるしを光らせていく中、ポップだけは何をやってもしるしが光ることは無かった。

ポップは師であるマトリフの元を訪ねる事にした。

しかしポップはやはりこれはマトリフに相談できることではないと踏みとどまると、そんなポップの姿を見て何かを察したマトリフは、優しくポップへ言葉を授けた。

『オレにはおめえの悩みが見当つかねえ・・・今まで鼻タレだと思ってどやしまくっていたガキがとうとうそんな次元までたどりついたのかと思うと妙にうれしいやらさびしいやら・・・なんだかむずがゆい気持ちになっちまった オレにゃあ女房も子供もいなかったが、子を持つ親の気持ちってやつぁこんなもんなのかもしれねえなあ・・・』

とポップがそんな次元まで成長していることを喜び、そして親心のような愛情をポップに向け言葉を続けた。

『メドローアをさずけた今、戦いに関しちゃあ もうおまえはオレより上かもしれねェ オレに”マトリフのしるし”とかいうのがあったらとっくにくれてやってるところだ・・・!!』

そして、ポップに対し、マトリフは「最後のアドバイス」として次の言葉をかけます。

『・・・自分を信じろ!!』

『おまえがすべてにめぐまれたヤツなら ここまでにゃあなれなかった 弱っちい武器屋の息子だからこそ、だれよりも強くアバンにあこがれ苦闘の道も歯をくいしばってこれたんだ!』

『自信を持て!!おまえは強い!!』

『オレの・・・自慢の弟子だっ!!』と今の自分の力と自分自身を信じることを最後のアドバイスと授けた。

師弟の絆と師匠として最後のアドバイスがポップ自身の肯定 そして、自慢の弟子だと伝えるこの一連の流れが感動的な名シーン。


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