ダイの大冒険のヒュンケルの名言の1つ『情けや愛の心で敵に敗れるのならば……オレにはむしろ誇らしい…!!』のシーンについて振り返ります。
ネタバレとなりますので、ご注意下さい。
ヒムとの激闘のあとキングマキシマムとボーン兵がヒュンケルと取り囲んだ。
瀕死のヒュンケルに止めを刺せず逆に追い込まれたマキシマムはヒュンケルの過去のデータをスキャンしヒュンケルの弱点を洗い出した。マキシマムがスキャンした弱点は愛情だった。
そこを付いたマキシマムはヒムを大魔宮から投げ落としヒュンケルに助けさせることで無防備にさせ、そこを徹底的に攻撃した。
攻撃を受けながらもヒムの手を離さないヒュンケルは『情けや愛の心で敵に敗れるのならば……オレにはむしろ誇らしい…!!』と言い放つ名言。
シーン振り返り
ヒムとの激闘の末、勝利したヒュンケルだったが、次の瞬間キングマキシマムが大量のオリハルコンの兵士を引き連れヒュンケルを取り囲んだ。
すでに瀕死のヒュンケルを倒し、自身に対するバーンからの信頼を上げようとする姑息な手段を使うマキシマムに対しヒュンケルは『おまえはクズだと』言い放つ。
兵士たちが一斉にヒュンケルに攻撃を繰り出す。
残りHPが1となり刃物がかすっただけでも倒せるヒュンケルに攻撃を繰り出していく。
しかし、攻撃が当たってもヒュンケルは倒れなかった。
『今にも燃えつきそうなオレの生命だが・・・人形ごときにとらせてやるほど安くはないっ・・・!!』と闘志をみなぎらせる。
さらに兵士たちの猛攻を受けるが残りHP:1がどうしても減らないヒュンケルに対し焦ったマキシマムはヒュンケルの弱点を探るため過去の言動や行動を洗いなおし1つの弱点を見つける。
マキシマムはヒムを大魔宮から投げ落としヒュンケルに助けさせることで無防備にさせ、そこを徹底的に攻撃した。
絶対絶命のヒュンケルに対し、ヒムは『オレにかまわずそいつをブチのめしてくれっ・・・!!!』と訴えるが手を離さないヒュンケル。
そのヒムを助けるヒュンケルの愛情こそが『致命的な弱点』だとマキシマムはヒュンケルに言い放つ。
愛情を指摘されたヒュンケルは自身がまだ魔王軍にいた時にマアムから受けた愛情を自分自身もしていたのだと気づいた。
『……そうか…オレはマァムと同じ事をしたのか……!!…このオレに…そんな事がっ…!!…すまん おまえだけでも救いたかったが…力が及ばなかった…… ……だが…!』
『情けや愛の心で敵に敗れるのならば……オレにはむしろ誇らしい…!!』と勝つことよりも優先すべきものがあり、それを全う出来る正義の心が自分の中にあることに誇りを感じたヒュンケルの名シーン。