エヴァンゲリオンの使徒一覧紹介『アニメ・旧劇場版』

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新世紀エヴァンゲリオンは謎に包まれたストーリーや、魅力的なキャラが好評でいまだに人気が高く、新劇場版などのリメイク作品が大ヒットする等なにかと話題の作品です。

そんなエヴァンゲリオンおいて、敵として登場する使途。その目的や行動パターンは謎が多く様々な作品を見て話をつなぎ合わせることで、目的が見えてきます。

また、テレビ版と劇場版とでは使徒の種類も変わったりしていますが、今回はアニメ版・旧劇場版で登場した第1使徒から第18使徒までの目的と正体について判明していることを紹介していきます。

 

新世紀エヴァンゲリオン

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新世紀エヴァンゲリオン | Netflix

出典:NETFLIX

新世紀エヴァンゲリオンは1995年にテレビで放送されたテレビアニメで、多感な少年少女の心模様の変化や大人のエゴ、シリアスで重厚なストーリーや使徒と呼ばれる未知の生命体とのバトル、また有名な最終回をなどで視聴者や読者に妄想をさせる余地を残すことで、話題となり大ヒットしたアニメ。

また現在では新たな解釈として劇場版新世紀エヴァンゲリヲンとしてリメイクされています。

アニメ版では『新世紀エヴァンゲリオン』として表記され、劇場版では『ヱヴァンゲリヲン新家k常磐』として表記されています。

これはまた別の物語(パラレル?)と解釈できるようにあえてそうしているのでは無いかと思います。

エヴァンゲリオンのパイロットは、ごく平凡な碇シンジをはじめ、神秘的なキャラで人気の綾波レイ、ツンデレキャラとして人気の惣流アスカラングレー(新劇場版では式波と名前が変更されています)など仕組まれた子供としてエヴァに登場し、様々な葛藤の中使途と激闘を繰り広げていきます。

そんなシンジたちがエヴァに乗らなければならない原因として使徒という未確認生物の侵略があり、使徒を撃退するためには、使徒が展開するATフィールドを破らなければならず、通常の兵器ではATフィールドを破ることが出来ずに、ATフィールドが展開できるエヴァの存在が必要不可欠となります。

新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒の正体と目的とは?

ここからはアニメ版新世紀エヴァンゲリオンに登場する第1から第18までの使徒の正体と目的を個人的に解析しましたので、紹介していきます。

使徒の名前の由来は聖書の天使からとっているようで、名前に由来した形や能力を有しています。

出典:evangelion.co.jp

 

新劇場版に登場する使徒一覧はこちらで確認できます。

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第1使徒 アダム

第1使徒アダム

©GAINAX

 

人類が最初に発見した第1使途『アダム』

アダムは全ての使途を生み出した存在(第2と第18使途を除く)で地上の支配者となるはずでした。しかし、のちに現れた第2使途『リリス』によって活動を停止し、休眠状態になります。

休眠状態のうちに繁栄した人間によって南極で発見されます。

発見されたことにより眠りから覚めたアダムはセカンドインパクトと呼ばれる大災害を発生させました。

セカンドインパクト後アダムは卵の状態まで戻りますが、アダムの肉体と魂の再生実験が行われ胎児のような姿にまで復活を遂げます。

アダム

©GAINAX

 

NERVの司令『碇ゲンドウ』はこのアダムを利用して、亡き妻にあう計画を立てており、アダム入手後、自身の手に移植し、綾波レイとともにリリスと融合して願いを叶えようとしましたが、直前にレイの裏切るにあい、計画が失敗してアダムとリリスが融合しサードインパクトが発生してしまいます。

アダムは先述した通り、地上の支配者になるために使途を生み出し地上を支配しようと試みていましたが、人間との戦いや触れ合いを通じて後に現れる使徒に変化が見られるようになっていきます。

物語のキーとなるアダム。

まだまだ不明は部分も多いですが、始まりの使途でありデザインもどこかエヴァを思わせるようなシルエットになっています。

 

第2使途 リリス

©GAINAX

 

第1使徒アダムと双璧をなす生命を産み出す使徒。

アダムが使途を生み出すのと対象に使徒以外の命(人類など)を生み出した存在。人類の始祖。

ターミナルドグマで眠っているところを発見され、それをもとにエヴァ初号機が作り出されます。

このリリスを巡って、NERVの碇ゲンドウとゼーレはそれぞれ別の計画を立て利用しようとします。

ゲンドウはリリスから魂を抜きそれを妻のクローンである綾波レイの器へ移し、人格を持った存在として綾波が存在します。

綾波となり活動するにつれ、人間に興味を持ちだすリリス。物語の終盤でシンジに一つになろうと呼びかけるもシンジに拒絶され、取り込んだアダムと共にサードインパクトを発生させてしまう。

ちなみにサードインパクト時に無数の綾波により(トラウマ映像)人類は混ざり合ってしまいます。(旧劇場版)その結果世界にシンジとアスカの二人だけになり旧劇場版が終了するという後味の悪い終幕を迎えました。

サードインパクト

©GAINAX

 

当初、ネルフ本部最深部にて磔(はりつけ)にされているのは『アダム』とされていたが、実際は、この『リリス』であった。

 

第3使徒 サキエル

©GAINAX

 

水を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版では第壱話の最初に登場した使徒。

サキエルの目的は先述の通り、アダムとの接触であり、それを邪魔する人類を殲滅しながら近づこうとしてきます。

近代兵器でトップクラスの威力を持つN2地雷をもろに受けても倒せず、逆に回復能力やビームを放射できるように進化してしまいます。

碇シンジがエヴァ初号機に搭乗して初めて戦った使徒であり、初号機をうまく操縦出来ないシンジを一方的に攻めるも、暴走した初号機により追い込まれ最後は自爆という形で殲滅される。

形状は人型に近い形で2足歩行に2本の手というエヴァと近い形をしています。

 

第4使徒 シャムシエル

©GAINAX

 

昼を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第参話に出てきた使徒。

シャムシャエルもサキエル同様にアダムとの接触を目的として現れます。

空中に浮遊することが可能で、攻撃の特徴は2本の手から切れ味が鋭い触手のようなもので切り裂いてきます。

シンジは使徒との戦闘時にシェルターから出てきた、トウジとケンスケを発見し、戦闘に巻き込まれないようにエントリープラグ内に保護します。

ミサトから退却命令が出ますが、それを無視して活動限界ギリギリで撃破します。

この事がキッカケとなり、シンジの辛さを知ったトウジは殴ったことを謝り仲直りします。

形状はその触手のためか昆虫を思わせるようなデザインになっています。

 

第5使徒 ラミエル

©GAINAX

 

雷を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第伍話に登場した使徒。

ラミエルもまた先の2体の使徒同様アダムとの接触を目的として登場します。

8面体のその無機質なデザインがラミエルの特徴で、空中浮遊したまま移動してきます。

名前の由来の通り攻撃には強力な加粒子砲を放ってくる。その威力は凄まじく、初号機が手も足もでずに撃退されてしまうほど。

初号機撃退後ラミエルはネルフ本部の真上からドリルのようなものを下部から出して侵入しようとしてきます。

普通にやっては勝てないため、日本中の電気を使った長距離狙撃のヤシマ作戦を決行します。

陽電子砲で狙撃する初号機を守るため盾となり前に立った零号機の両機の活躍により、ラミエルを撃破。

この時、ラミエルの攻撃により、傷ついた綾波に駆け寄り涙を流すシンジに対して綾波は『こんな時どういう顔をすればいいかわからないの』という言葉に対して『笑えばいいと思うよ』という名セリフが生まれました。

レイ笑顔

©GAINAX

 

第6使徒 ガギエル

©GAINAX

 

魚を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第八話に登場した使徒。

ガギエルは巨大な魚のような形状をしており、これまでの使徒とは違い第三新東京市には現れず、エヴァ弐号機を輸送している艦隊を襲撃します。

その目的はこの艦隊には極秘裏にアダム(胎児)が乗せられており、その気配をガギエルが察知して接触を計ってきました。

輸送中の弐号機パイロットである惣流・アスカ・アングレ―と共にシンジが搭乗し、ガギエルを撃破します。

ここで輸送されているアダムの胎児が物語終盤のキーとなる重要な存在となっており、ガギエル襲撃に乗じて加地リョウジの手により運び出され、碇ゲンドウへと届けられることになります。

 

第7使徒 イスラフェル

©GAINAX

 

音楽を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第九話に登場した使徒。

サキエル同様2足歩行の使徒で、攻撃には爪と顔から放出される光線が強力ですが、この使徒の最大の特徴は2体に分離できるところ。

アスカが先制攻撃をしかけ真っ二つに両断し、決着と思いきや2体別の生命体となり、反撃され初号機、弐号機ともあえなく撃沈。

イスラフェル分離

©GAINAX

 

イスラフェルは2体に分かれたそれぞれどちらかが無傷であれば、傷が修復される能力があり、撃破にはエヴァ2体による2体同時撃破が必須になる。

そこでシンジとアスカは共同生活を送りながら互いにシンクロ出来るようトレーニングを積み、2体同時のユニゾン作戦により、イスラフェルを撃破することに成功する。

 

第8使徒 サンダルフォン

©GAINAX

 

胎児を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第拾話に登場した使徒。

浅間山火口付近で使徒の赤子として登場します。調査対象として殲滅ではなく、捕獲するように作戦を結構します。

サンダルフォンが出現した場所が火山の火口ということもあり、エヴァ弐号機は耐高熱高圧使用の装備で突入し、捕獲に成功。

しかし、捕獲後持ち帰ろうと弐号機が回収されようとしたタイミングで蛹のような状態から孵化してしまい、捕獲作戦を殲滅作戦へ変更。

無事にアスカはサンダルフォンを撃破することに成功。

サンダルフォンはまだ赤子の状態であったため、明確な目的は不明であるが、人類が手出しできない場所からのアダムとの接触を試みたのでは?というのがファンの見解だそうです。

 

第9使徒 マトリエル

©GAINAX

 

雨を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第拾壱話に登場した使徒。

ザトウムシがモデルとなっている昆虫のような形状の使徒。

雨を司る天使の由来とおり、溶解液を雨のように降らせて、アダムへの接触を試みようとしてきます。

使徒襲来の直前に何者かによる工作で、第三新東京市全体が停電してしまい、エヴァの出撃は人力により行われた。

エヴァ3機による連携で、無事に使途を撃破することに成功した。

 

第10使徒 サハクィエル

©GAINAX

 

空を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第拾弐話に登場した使徒。

サハイクィエルは衛星軌道上に突然現れた、使徒の中では最もサイズが大きい使徒。

自信を質量爆弾のように利用することで、隕石のような破壊力を得ることが可能で、その威力は直撃すればターミナルドグマさせ貫通する程の威力となるため、なんとしても地上への直撃を避けるため、エヴァ3機で落下する前に受け止めて殲滅するという奇跡のような方法しか手が無く、3人のパイロットへ運命が託されます。

エヴァ3機の活躍で無事地上への直撃を避け、撃破に成功した。

しかし、自身家であったアスカはあまり活躍できなかったことから、次第に自信を無くして自分の殻に閉じこもっていくきっかけになりました。

サハクィエルの目的はアダムとの接触、もしくは後発する使徒のためのアダムへの道の形成でした。

 

 

第11使徒 イロウル

イロウル

©GAINAX

 

恐怖を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第拾参話に登場した使徒。

サハクィエルが最大サイズの使徒であったのとは逆にイロウルは最も小さい使徒となっています。

環境適用能力が異常に高く、NERVの頭脳ともいえるメインコンピュータであるMAGIシステムへウィルスのような状態となり侵入し、NERV本部が自爆をするように操作します。

赤木リツコの活躍もあり、NERV本部の自爆コードを阻止し、かつ自滅プログラムを投与され、殲滅された使徒。

初めてエヴァ以外の方法で殲滅した使徒である。

またこのイロウルから真向からアダムを狙うのではなく、別な方法からの接触を狙ってくるようになります。

イロウル自身はアダムとの接触を試みるのではなく、あくまで後発の使徒へ対してアダムへの道を作るために邪魔なNERV本部殲滅が目的でした。

 

第12使徒 レリエル

©GAINAX

 

夜を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第拾六話に登場した使徒。

デザインはゼブラ柄の球体のような形状をしているが、実は本体はその真下にある影のようなものが使徒あり、球体は攻撃が通り抜けてしまいます。

エヴァ初号機で迎撃に向かったシンジは球体を攻撃するも先述したとおり、攻撃がすり抜けてしまう。

初号機は本体の影に飲み込まれてしまいます。シンジが飲み込まれた空間にコアがあるのだが、この空間がとてつもなく広く探し出すのが不可能な状態であり、シンジ救助のため外から攻撃を試みますが効果が無く、皆がシンジの生存を諦めかけた時、球体側を引き裂き初号機が暴走のような状態で出てきてレリエルを殲滅します。

レリエルの目的は人類に興味を持った使途が人類と接触しコミュニケーション能力を得ることでした。

 

第13使徒 バルディエル

©GAINAX

 

霞を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第拾八話に登場した使徒。

菌のような形状の使徒であり、触れた物体に浸食が可能なやっかいな能力をもっている。

NERVアメリカ支部が消滅し、エヴァ三号機が輸送されますが、すでにこの時エントリープラグ内に浸食していた。使徒の浸食に築かないNERV側は起動実験のため三号機の搭乗者としてシンジのクラスメイトの鈴原トウジを乗せ起動します。

しかし、使途に浸食されたエヴァ三号機はトウジを乗せたまま暴走。

第4の少年 トウジ

©GAINAX

 

碇ゲンドウはエヴァ三号機を使徒と捉え、エヴァにより撃破命令を出しますが、弐号機、零号機とも即座に撃破されます。

シンジも初号機で出撃させられますが、トウジが乗っている事を知っているシンジは戦うことを拒否。

そのためゲンドウは初号機とシンジのシンクロを遮断しダミープラグというパイロットの意思とは関係なく戦うシステムに切り替えます。

ダミープラグの戦闘は凄まじく、暴走状態のような荒々しい初号機は三号機をズタズタに引き裂いてしまい、最後に使徒に浸食されたエントリプラグをトウジが乗ったまま破壊。

アニメ版では一命はとりとめたトウジですが、漫画版では死亡してしまいます。

このことが原因となり、シンジはエヴァのパイロットを降り、NERVを去っていきます。

この使徒はエヴァを利用することにより、アダムとの接触と人類への接触を計ってきました。

 

第14使徒 ゼルエル

©GAINAX

 

力を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第拾九話に登場した使徒。

最強の使徒であり、両腕の部分からカッターのような帯状の武器と顔から発射される強力な光線は特殊装甲を一瞬で融解させたことから、その威力の高さが計れます。

エヴァ弐号機の頭部と両腕を切断しを撃破、零号機の自爆覚悟の特攻もなんなく防いでしまい、初めて使徒のNERV本部への侵入を許してしまう。

この危機に一度はパイロットを降りたシンジも初号機に乗り迎撃に出ますが、敗北寸前まで追い込まれます。

そこで初号機が覚醒し、見事撃破しますが、エヴァ初号機は使徒の肉体であるS2機関を取り込んでしまう。

最強の使徒であり、直接アダムとの接触を狙ってきた。

ここで一度パイロットを降りたシンジがもう一度エヴァに乗る意思を父ゲンドウに伝えるこ言葉として人気の『僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット碇シンジです!!』が生まれる

 

第15使徒 アラエル

©GAINAX

 

鳥を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第弐拾弐話に登場した使徒。

衛星軌道上に現れ、降りてくることがなく、長距離砲で撃破するべくアスカと弐号機が出撃する。

しかし、最近自信を無くし調子を落としているアスカに対し、アラエルはエネルギー波を利用し精神攻撃を仕掛けてきて、アスカは精神崩壊を起こし活動不能に追い込まれる。

時を同じくして、ロンギヌスの槍を取ってきた零号機の投擲より撃破します。

人類の精神への接触を計り、人間の思考に興味をもった使徒の新たな行動パターンとなっています。

また精神汚染され、精神が崩壊したアスカはまるで死んだように反応が無くなり廃人となってします。

 

第16使徒 アルミサエル

アルミサエル

©GAINAX

 

子宮を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第弐拾参話に登場した使徒。

2重螺旋のような姿をしており、名前の由来からDNAによくにている形状をしている。

この使徒の攻撃も精神攻撃をしてくるタイプ。対象物と接触することで浸食、融合しようとする攻撃パターンで、使途が人類の精神に強い興味を持ったことが伺えます。

迎撃にでたレイと零号機に浸食し、融合しようとしてきますがそれを拒んだレイが使徒と零号機ごと自爆し、殲滅します。

 

第17使徒 ダブリス

©GAINAX

 

自由意思を司る天使が名前の由来となっています。

テレビ版第弐拾四話に登場した使徒。

遂に人の形として登場した使徒。

第1使徒アダムからサルページされた魂の持ち主であり、正体は第1使徒アダムでもあります。

渚カヲルと名乗り、アスカがパイロットとして復帰出来なくなり、新たに弐号機パイロットとしてシンジの前に現れる。

人類をリリンと呼び、シンジに強い興味をもっており、常にシンジを気にかけます。

『君に会うために生まれて来たのかもしれない』という言葉を言う程の興味をみせます。

第1使徒アダムという事もあり非常に強力なATフィールドを展開したり、エヴァを搭乗無しに従わせることが出来るなど、無敵な存在でありました。

そんなダブリスの目的はターミナルドグマに幽閉されている自分の肉体への帰還。

アダム(ダブリス)の目的は地上の支配者になることであり、リリスに支配された世界をサードインパクトを引き金に終わらせ、今度こそ自身が支配者になることでした。

しかし、自身が生み出してきた使徒を通じて人間に興味を抱き、自身も人間の肉体を手にいて、シンジら人類と触れることにより、理解を示していきました。

そして、ターミナルドグマ最深部に幽閉されているはずの自身の肉体はそこには無く、リリスがいたことで、自分が支配するべきではないのかもしれないと全てを理解し、人類へ支配権を譲ることにしました。

しかし、自身が使徒であるため、シンジの手によって殺すようにお願いする。シンジは友達となったカヲルを殺すことは出来ないと拒否しますが、カヲル自身の意思は固く悩んだ末にエヴァにより殲滅します。

神秘的で謎の多いキャラは、独特の性格、シンジとの関係性、その結末などの要素が相まって1話にしか登場していないにも関わらず作中でもトップクラスの人気を誇るキャラです。

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第18使徒 リリン

©GAINAX

 

第18使徒リリンとは人類のこと。

カヲルによって初めてリリンという言葉が出てきました。リリスから生まれた生命体としてリリンと名がつけられています。

リリンとその他の使徒の遺伝子は0.02%しか違いが無く、非常に近い存在として描かれており、実際に第18使徒と表現されています。

物語上に登場するNERVの上の組織ゼーレには『人類補完計画』という計画がありました。

ATフィールドとは心の壁のようなものであり、ゼーレはとのATフィールドを無くしすべてが一つになる世界を作ろうと渚カヲル(=ダブリス=アダム)を生み出しました。

しかし、先述した通りゲンドウの暗躍によりターミナルドグマにアダムは無く、また人間に理解を示したカヲルやシンジの活躍によりその計画は破たん。

碇ゲンドウもキーとしていたレイが直前で裏切りその計画も破たん、そしてシンジと一つになりたかったレイもシンジに拒絶されたことにより、シンジとアスカだけを残して全て混ざり合ってしまうという誰も救われないバッドエンドを迎えることになりました。(旧劇場版)

ヱヴァンゲヲン新劇場版の使徒一覧紹介
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まとめ

新世紀エヴァンゲリオンはそのマンガ版、アニメ版、旧劇場版、新劇場版でそれぞれ解釈が異なっていたり、新訳されたりして全ての謎を解明することはなかなか難しい物語です。

しかし、そうであるがために読者、視聴者に想像させる余地が生まれ、議論され盛り上がってきたものだと思います。

今回はアニメ版・旧劇場版に登場する使途を紹介してきました。

新劇場版はまた全く異なる使徒の数、種類であるためまた紹介したいと思います。

 

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