大ヒット作の『新世紀エヴァンゲリオン』
新劇場版(劇場版での表記はエヴァンゲリヲン)が今現在継続中であり近々続編が公開される予定のようですが、作中でも物語のキーを握っている『ネルフ』と『ゼーレ』という組織があります。
碇ゲンドウと冬月コウゾウ率いる組織が『ネルフ(NERV)』キール議長が率いている組織が『ゼーレ(seele)』となっています。
物語の序盤はゼーレの組織下にネルフが存在しており、ゼーレの目的である『人類補完計画』という計画遂行のために、秘密裏に行動しています。しかし、ネルフのトップ碇ゲンドウはゼーレの指示に従いつつも、どこか別の狙いがあるような裏切りのような描写が随所で見られます。
そこでこの記事では、ネルフ(碇と冬月)とゼーレの計画の違いについて解説します。
NERV【ネルフ】とは
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国連直属の組織であり、総司令に碇ゲンドウが付いている。
人造人間エヴァンゲリオンを保有し、人類の敵である使徒の殲滅や研究、調査を任務としたおり使徒襲来時には戦闘指揮権の大部分を任されている。
その一方でネルフの上位組織であるゼーレの目的である人類補完計画を遂行するための組織でもある。
NERV【ネルフ】の目的
ネルフ所属の人々の目的は、概ね使徒殲滅や調査、研究であり人類を守るために行動をしています。
しかし、総司令の碇ゲンドウと補佐の冬月コウゾウにはゼーレの目的である『人類補完計画』の遂行をしつつ、その計画を自分のものにしようとしていきます。
その最大の目的は亡き妻である碇ユイとの再会である。
エヴァ初号機の起動実験時に失敗し、肉体と魂を取り込まれたユイに会うためだけに全ての計画を進め、ゼーレの思う人類補完計画とは異なる目的のためにネルフ全体を利用しています。
ZEELE【ゼーレ】とは
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そしてゼーレとはドイツ語で『魂』を表す言葉であり、太古の昔から世界を裏から支配する秘密結社であり、ネルフの前身であるゲヒルンを設立していきた。
ZEELE【ゼーレ】の目的
ゼーレの目的は人類補完計画である。
ゼーレの行動は全て『裏死海文書』に沿ってシナリオを遂行していきます。
裏死海文書は『白き月』にアダムと共に入っていた予言書であり、発掘調査の際に発見されました。そこには使徒の襲来などが記載されており、人類の原点回帰『人類補完計画』の方法などが記されていました。
インパクトを発生させ個体であること捨てて魂が一つになることで、神と同等の完全単一生命体に進化させることが可能で、全ての魂が安らぎに包まれるというのが『人類補完計画』であった。
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人類補完計画についてはこちらの記事でも解説しています。