Excel関数解説:ROUND関数の使い方詳解

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Excelには数々の関数が搭載されており、その中でROUND関数は数値の丸め込みに役立つものです。この記事では、ROUND関数の基本的な使い方から高度な活用法まで、分かりやすく解説します。

ROUND関数の基本構文

ROUND関数は、指定した数値を指定した桁数に丸め込むのに使用されます。基本構文は以下の通りです。


  • number: 丸め込む対象となる数値を指定します。
  • num_digits: 丸め込む桁数を指定します。正の数を指定すると小数点以下を、負の数を指定すると整数部を丸め込みます。0を指定すると整数に丸めます。

具体例で学ぶROUND関数の使い方

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基本的な丸め込み


この例では、15.678を小数点以下2桁に丸め込みます。結果は15.68となります。

整数への丸め込み


ここでは、1234.567を整数に丸め込みます。結果は1235となります。

負の桁数を使用した丸め込み


この例では、9876.54321を整数部の千の位に丸め込みます。結果は9000となります。

ROUND関数の注意点

  1. ROUND vs. ROUNDUP vs. ROUNDDOWN: ROUND関数は通常の丸め込みを行いますが、ROUNDUPは切り上げ、ROUNDDOWNは切り捨てを行います。状況に応じて使い分けましょう。

  2. ROUND関数の戻り値: ROUND関数の戻り値は数値です。必要に応じて他の関数と組み合わせて利用しましょう。

  3. 丸め込み誤差: 小数の丸め込みは誤差を生むことがあります。注意深く使用し、必要に応じて適切な関数を検討しましょう。

結びつけて使えばより効果的

ROUND関数は他の数値処理関数と組み合わせて、より高度な計算を行う際に役立ちます。例えば、SUMやAVERAGEなどと組み合わせて、集計結果を特定の桁数に丸め込むことがあります。


ROUND関数はこれらの応用例で非常に役立ちます。慣れてくると、数値処理がよりスムーズに行えるようになるでしょう。

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