【Excel】関数SUMPRODUCTの使い方を簡単解説

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ExcelのSUMPRODUCT関数は、複数の範囲や条件を組み合わせて柔軟に合計を求めるのに非常に役立つ関数です。この記事では、SUMPRODUCTの基本的な使い方から具体的な応用例までを詳しく解説します。

1. SUMPRODUCT関数の基本構文

まず、SUMPRODUCT関数の基本構文から見ていきましょう。


array1、array2などには、合計を求めたい範囲や条件を指定します。これらの範囲は、対応する位置の要素を掛け算してからその合計を求めます。

2. 数値の掛け算から始める

最初に、単純な数値の掛け算から見ていきましょう。例えば、A列とB列に数値があり、これらの掛け算の合計を求める場合です。


この式は、A1とB1を掛け算し、A2とB2を掛け算し、…と続け、最後にそれらの結果を合計します。

3. 条件を組み合わせた合計

次に、条件を組み合わせて合計を求める例を見てみましょう。例えば、C列には商品の価格、D列には販売数があり、価格が10より大きい商品の売り上げ合計を求める場合です。


この式では、C列の値が10より大きい場合に1、それ以外の場合に0となる条件式を作り、それを販売数と掛け算して合計します。

4. 複数条件の組み合わせ

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さらに、複数の条件を組み合わせて合計を求めることも可能です。例えば、商品の種類が”A”で、価格が20より大きい商品の売り上げ合計を求める場合です。


この式では、商品の種類が”A”かつ価格が20より大きい場合に1、それ以外の場合に0となる条件を作り、それを販売数と掛け算して合計します。

5. SUMPRODUCTの利点

  • 柔軟性: 複数の範囲や条件を組み合わせて合計を求めることができ、様々なデータ解析に適しています。
  • 効率的な計算: SUMPRODUCTは大量のデータを高速に処理できるので、大規模なデータセットにも適しています。

6. 結論

SUMPRODUCT関数は、複雑な条件や複数の範囲を組み合わせて合計を求める際に非常に便利な関数です。慣れてくると、より高度なデータ解析が可能になります。ぜひ実際のデータで試してみて、その強力さを体感してみてください。

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