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ExcelのUPPER関数は、指定されたテキストのすべての文字を大文字に変換するのに役立ちます。これは、データの整形や特定のフォーマットの要件を満たすために非常に便利です。この記事では、UPPER関数の基本的な使い方から応用例までを詳しく解説します。
基本的な使い方
UPPER関数は非常にシンプルで、以下の構文を持っています。
ここで、テキスト
は大文字に変換したい文字列やセル参照です。
例えば、A1セルに「hello」と入力されている場合、以下の式を使ってその文字列を大文字に変換できます。
この式の結果は「HELLO」になります。
複数のセルに対して適用する
もちろん、UPPER関数は複数のセルに対しても一度に適用できます。例えば、A列に「apple」から「orange」までの果物名が入力されている場合、B列には以下の式を入力してみましょう。
この式をB1セルに入力し、B列全体にドラッグダウンすると、A列の文字列が大文字に変換された結果がB列に表示されます。
応用例
大文字に変換した文字列の比較
UPPER関数は、文字列の比較が大文字小文字を区別せずに行いたい場合にも有用です。例えば、A1とB1にそれぞれ「apple」と「APPLE」と入力し、次にC1に以下の式を入力してみてください。
この式は、A1セルとB1セルの文字列を大文字に変換し、それらが一致しているかどうかを判定します。結果は「一致」になります。
まとめ
UPPER関数は、文字列の大文字変換が必要な場合に非常に便利です。基本的な使い方を抑え、応用例も理解することで、データ整形や比較など、さまざまなシナリオで役立つことでしょう。是非、自分のExcelスキル向上に役立ててみてください。
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