1994年から2004年までの10シーズン、アメリカで大ヒットしたシチュエーションコメディドラマのF・R・I・E・N・S【フレンズ】
個性豊かな6人の男女によるこの作品は、初放送後から瞬く間に人気を獲得し、一気に大ヒットした作品。
今回はそんなF・R・I・E・N・D・S【フレンズ】についてと主要メンバー6人について簡単に紹介します。
ストーリーのネタバレも少しだけ含んでおりますので、ネタバレしたくない方はそっと閉じて下さい。
F・R・I・E・N・D・S【フレンズ】とは
1994年から2004年までの10シーズン放送された、シチュエーションコメディドラマで、男女6人のメインキャラがストーリーの中で様々なシチュエーションを演じており、ドラマの場面ごとに観客の歓声が取り入れられており、見ている側もその雰囲気に飲み込まれていきます。
友情と恋愛がメインテーマになっており、そのライフスタイルに多くの視聴者が憧れを抱いたのではないでしょうか?
物語全体を通して笑いと感動、涙、驚きが盛り込まれており、10シーズン常にヒットしていたことが頷ける作品です。
大ヒット作品の主要キャラを演じた6人のギャラはシーズンが進むにつれドンドン跳ね上がり、シーズン終盤では1話で1人あたり1億円というとてつもない金額を獲得するまでに至りました。
1話が30分で大体1話完結が多いのだが、ストーリー上重要な物語は数話に渡って放送され、物凄く気になる場面で1話が終わってしまうので、ついつい続きを見たくて夜更かししてしまいがちになってしまいますね。
オープニング曲は10年間【I’ll be there for you】が使用されており、オープニングからすでにワクワクが始まるようなそんな音楽ですね、
下記の動画はオープニングの映像ではありませんが、主要メンバーが登場しており、楽しめる内容になっています。
出典:youtubeより
昨年は25周年を記念してコンプリートBOXも発売されていますので、是非見てみて下さい。
メインの登場人物
主要のメンバーはシーズン開始当初からの決まった6人であり、その後物語に沿って、恋人や友人などが長期に出演したりもします。
メインの登場キャラはレイチェル、モニカ、フィービー、ロス、チャンドラー、ジョーイの6人
また、大物俳優もゲスト出演しており、ブラッドピットやブルースウィルスなども出演しています。
レイチェル・カレン・グリーン
演者:ジェニファー・アニストン
レイチェル・カレン・グリーン
生年月日 | 1970年5月5日生まれ |
出身地 | ロングアイランド |
家族構成 | 父親(レナード)、母(サンドラ)、妹(エイミーとジル) |
お金持ちの家庭で育った世間知らずでわがままで泣き虫という典型的なお嬢様タイプ。
物語序盤で、幼い頃からの夢であった医者との結婚をするも結婚式の途中で逃げ出してきてそこでモニカと出会い、ルームメイトとして共に生活を送るようになり、自立した社会人として成長していく。
仕事は初めに物語上によく出てくる【セントラル・パーク】にてウェイトレスとして働きだす。
このままでいいのかと思っていたところ、出会った男性の紹介でファッション業界に進出する。
ファッションの世界では、持ち前のファッションセンスが光り【ブルーミングデールズ⇒ラルフローレン】で活躍する。
その後ルイヴィトンへの転職のチャンスを物にし、パリへ引っ越そうとしたが、ギリギリでロスから引き留められてパリ行きを諦めることにした。
恋愛はロスと付き合ったり別れたりを繰り返すもどかしい恋愛が続く中、ラスベガス旅行中に酒に酔った勢いロスと結婚をしてしまう。婚姻無効の手続きをロスに頼んでいたがロスが中々手続きをしなかったため、離婚となりバツ1になってしまう。
また物語終盤でまた酔った勢いでロスと一晩の関係を持ち、その結果妊娠してしまう。
子供を産む決心をするもロスとは結婚しないままシングルマザーとして生きて行くことを心に決める。
一連のロスとレイチェルのやりとりはバカバカしかったり、もどかしかったり、笑えたりと見ていて微笑ましい仲として描かれている。
他にもモテるキャラのため、いろんな男性と関係を持ったりしており、狙った男性は高い確率で落としている。
高校時代はリンカーン高校のチアリーディング部に所属しており、男女からの人気も高く非常にモテていたが、そのわがままな性格から一部の陰湿な男子からは嫌われており、変な噂を流されていたりもした。
モニカ・エリザベス・ゲラー
演者:コートニー・コックス
モニカ・エリザベス・ゲラー
生年月日 | 1969年4月22日生まれ |
出身地 | ロングアイランド |
家族構成 | 父親(ジャック)、母(ジュディ)、兄(ロス)、2人の祖母 |
子供のころから潔癖症で自分の部屋の家具や食器類など全て決まった位置があり、少しでもずれていると気になって眠れなくなってしまうほど。整理整頓することが大好きでレイチェルの引っ越しの整理を頼まれた時も(レイチェルが片づけていなかっただけだが)喜んで片づけを手伝うほど。
また超がつく負けず嫌いで、勝負事は絶対に勝たなければ気が済まない性格。
メンバー内で一番しっかり者で周りからの信頼も厚い。イベントごとを仕切るのも大好きで、テキパキと段取りする。しかし、自分の思い通りに行かないとイライラするため、メンバーは出来るだけ関わらないように逃げていくシーンが多いのもまた面白い。
仕事はシェフで腕前もピカイチ!テキパキした性格からヘッドシェフを任されたりもするが、周囲との仕事の熱量の違いからうまくいかないこともしばしば。
恋愛については父の友人で眼科医だったリチャードが大人で理想の男性像として、長年付き合っており結婚を夢見たが、リチャードはモニカとも結婚は考えられないと告げられ、別れることになる。その後ロスの結婚式でチャンドラーと一晩の関係を持ったことをきっかけに交際することになり、結婚まで至る。
二人とも子供を望んだが、二人とも不妊体質のため養子を迎えることになる。
大学に入るまではかなり太っており、食べることが大好きだったが高校時代に肥満体系に悩んでいたが、大学1年のころにダイエットに取り組んだことで、スタイル抜群になった。
ちょくちょく太っていたころのシーンがあり、音楽に乗ってダンスしているシーンがあるのだが、これがまた面白い!!
チャンドラーと結婚したことで後に【モニカ・エリザベス・ゲラー・ビング】となる。
フィービー・ブッフェ
演者:リサ・クドロー
フィービー・ブッフェ
生年月日 | 1967年2月16日生まれ |
出身地 | ニューヨーク北部 |
家族構成 | 父親(フランク)、母(アボット)、姉(アースラ)、弟(フランクJr.) |
天真爛漫な不思議なキャラで独特の感性をもっており、楽観的な性格だが生い立ちは壮絶で、14歳のころに両親がいなくなりホームレスとして生活することに。
14歳が生きて行くためには路上で子どもを相手に強盗行為のような手口でなんとか食いつないでいった。
基本的にマイペースな性格で平和主義者のためもめ事の仲裁もよくするが、本人はキレると言葉使いが悪くなったりもする。
仕事はマッサージ師を主な収入源としつつ、セントラル・パークで歌手活動もしている。
その歌手活動も曲は自作曲なのだが、歌詞が独特でかなり微妙な空気感を作ってしまいがちだが本人はだいたい満足気ではある。
恋愛はシーズン9でマイクと付き合い、一度の破局を経て結婚まで辿りついた。マイクとはたまたまジョーイがコーヒーショップにいたのを紹介したことが出会い。
またシーズン当初はデビットが運命の相手だと思い交際を開始するも、デビットの研究のため急遽ミンスクへ旅立つことになり破局。その後マイクと付き合っている時に再会し、よりを戻そうと言い寄られるもマイクを選ぶ。
マイクと結婚したことで【フィービー・ブッフェ・ハニガン】
ジョセフ・フランシス・トリビアーニ・ジュニア
演者:マット・ルブラン
ジョセフ・フランシス・トリビアーニ・ジュニア
生年月日 | 1969年10月18日生まれ |
出身地 | クイーンズ |
家族構成 | 父親(ジョセフ)、母(グロリア)、7人の姉妹、2人祖母 |
無邪気で少年の心をもっており、単純な陽気でおバカなキャラ
食べる事と女性が大好きで、吹き替え版の決め台詞は【元気か~い?】である。
イケメンで、女性の口説き方をマスターしているためか、一晩を共にした女性は数え切れないほどである。しかし、一晩だけの関係でその後一切連絡を取らないため、過去に関係を持った女性からは嫌われてしまう。
仕事は俳優業を続けているが、ヒット作は【愛の病院日誌】で演じた医者のドレイク・ラモレー役としてブレイクを果たすが脚本家への失言から配役を無くされてしまい、その後は中々ヒット作に恵まれず、日本向けの変なCMや戦争映画に出演したりしている。
私生活はチャンドラーとルームメイトで、チャンドラーがモニカと暮らすようになるまでは共に男二人の楽しそうな生活を送っていた。
そのため二人の友情は厚く微笑ましい関係に憧れた視聴者も多かったようです。
また仲間思いで腕っぷしも強いため、メンバーがヒドイ仕打ちを受けた時などは、相手に文句を言いに行ったりなど、熱い面もある。
しかし、基本的にはおバカキャラなので、笑わせてもらうことが多い。
チャンドラー・ミュリエル・ビング
演者:マシュー・ペリー
チャンドラー・ミュリエル・ビング
生年月日 | 1968年4月8日生まれ |
出身地 | ロングアイランド |
家族構成 | 父親(チャールズ)、母(ノーラ) |
ユーモアに自信をもっており、常ユーモアで人を笑わせようとするが、他人が受けると嫉妬してしまう一面がある。
また、ゲイによく間違われているせいか、学生時代にロスと共にナンパをするも中々うまく行かないため、悩んでいた。
レギュラーメンバー唯一の一人っ子であるが、両親も独特で、父親がゲイで母親が官能小説の作者ということでチャンドラーの性格を形成した要因でもあると言えるでしょう。
仕事は情報系企業で統計データを取ったり、情報を扱ったりするなど個性豊かな他のメンバーの職業と比較してもパッとしないため、メンバーたちはチャンドラーの仕事内容をあまり知らない。(興味がない)
しかし、モニカと結婚後にオクラホマ支店への転勤を命じられ、みんなと離れ離れになったことから少しづつ嫌気が差し、広告代理店のジュニアコピーライターへ転職する。
恋愛は深く付き合っていく大人の恋愛を恐れていたが、モニカと付き合ったことで、相手としっかりと向き合うことを学んでいき、無事にモニカと結婚することに。
チャンドラーがプロポーズする際にシーンは部屋中キャンドルに埋め尽くされており(モニカが用意したが)ムード満点な最高のシーンとなった。
また、モニカのほかに【ジャニス】と付き合っては別れてを繰り返していた。
ジャニスとは変な縁もあり、チャンドラーとモニカの人生の分岐点でよく遭遇している。
ロス・ユースタス・ゲラー
ロス・ユースタス・ゲラー
演者:デビッド・シュワイマー
生年月日 | 1967年10月18日生まれ |
出身地 | ロングアイランド |
家族構成 | 父親(ジャック)、母(ジュディ)、妹(モニカ)、2人の祖母 |
成績優秀で宇宙飛行士を夢見る少年であったが、どこかクセがあり繊細で面倒な性格である。
繊細な性格だが、かなり頑固な部分もあり納得いかないと中々折れることがないため、よくメンバー間で衝突してしまう。ただ構ってちゃんな性格も前面に出しているため、ストーリーを通してちょっと面倒くさい感じで描かれている。
仕事は博物館の研究員などを経て、もともと好きだった恐竜や化石を取り扱う古生物学をニューヨーク大学で講師として教え始め、最終的には終身雇用となるほどの秀才ぶりを発揮している。
論文を発表会などにも出席しており、論文の中身がどうかメンバーに判断してもらおうとするが、メンバーは興味がないので、いつも取り合ってもらえていない。
恋愛は大学時代からモニカの同級生でもあったレイチェルのことが気になっており、大人となって再会してからもずっと気になっており、その思いを知ったレイチェルと一度は結ばれるもその後何度も付き合ったり別れたりを繰り返す。
シーズン最終版ではよりを戻したようであるが、その後はどうなったかは不明。
また物語序盤では、キャロルと結婚しており子供【ベン】もいるが、キャロルがレズであったこともあり離婚してしまう。
その後イギリス人のエミリーと結婚、離婚しその後レイチェルとも酒に酔った勢いのまま結婚してしまし、バツ3にまでなってしまう。(本人はかなり痛手でメンバーからもよくからかわれている)
レイチェルとの間にも子供を授かっており【エマ】と名付けられるが、レイチェルの意思でロスとは籍を入れず、シングルマザーとして育てられることになった。
まとめ
主要6人のメンバーを紹介してきましたが、10シーズンあるストーリーはとても記事では説明できない作品です。
メンバー間の友情や恋愛、いつも一緒にいる仲間というのは掛け替えのないものなんだと気づかされる作品だと思います。
最終回ではずっと一緒だったメンバーがそれぞれ別の場所で新たな生活に旅立つところで終わるためフレンズが終わってしまう喪失感とメンバーたちの心境がマッチしてFRIENDSロスが凄まじかったことだと思います。
10シーズンある対策なので、全話見るのに時間がかかりますが、絶対に面白いのでかなりオススメの作品ですよ。