1994年から2004年までの10シーズン、アメリカで大ヒットしたシチュエーションコメディドラマのF・R・I・E・N・S【フレンズ】
個性豊かな6人の男女によるこの作品は、初放送後から瞬く間に人気を獲得し、一気に大ヒットした作品。
今回はそんなF・R・I・E・N・D・S【フレンズ】の裏話について紹介しようと思います。
またフレンズを見返してみたくなるかもしれませんよ。
フレンズって何?という方はこちらの記事から読んでみて下さい。
メインキャストは実は4人の予定だった!?
当時の構想では、メインキャストはレイチェル、モニカ、ロス、ジョーイの4人でチャンドラーとフィービーは脇役のポジションとして考えられていた!?
もしそうなっていたら面白さも半減していたかもしれませんね。やはりあの6人でないとフレンズではありませんよね。
フレンズはシーズン9で終わりそうになっていた!?
フレンズでそのキュートなルックスやキャラで人気のジェニファー・アニストン(レイチェル役)は物語終盤ではすでに大スターになっており、数多の映画に出演するなどの人気ぶりで自身にとってこれ以上レイチェル役が必要ないのでは?と考えるようになっていたそう。
しかし、自身の大スターへのきっかけになった同ドラマへの仁義を通して最後までレイチェルを演じ切りました。
大スターならではの悩みもやはりあるようですね。役者としてあまり固定のキャラのイメージか付きまとうのも考えようなのでしょう。
ギャラは1話で1億円!?
これは有名な話ですが、物語終盤ではメインキャストの6人は1話ごとにギャラが1億円支払われていたそうです。
シーズン1登場は1話あたり200万(これでも凄まじいですが)だったものが、その人気のが高さから、50倍以上のギャラを獲得するまでになるアメリカンドリーム。
しかもメンバーは6人全員のギャラが同額でなければオファーを受け付けないと、公私ともにフレンズを演じてくれていました。
チャンドラーの部屋とモニカの部屋番号がシーズン1の途中から変わっている
これは気づいた方も多いかもしれませんが、当初チャンドラーの部屋番号は4、モニカの部屋番号は5となっていました。
しかし、モニカの窓から見える景色はどう見ても高層階であり、プロデューサーがそのミスマッチに気づき、チャンドラーの部屋を19、モニカの部屋を20に変更しました。
オープニングで全てのメンバーのラストネームがアークエットになっているストーリーがある
シーズン6の第1話『ベガスの夜が明けて、、、』で、オープニングクレジットで、メンバーのラストネームがアークエットになっている。
ちょうどモニカ役のコートニー・コックスがデヴィッド・アークエットと結婚したばかりで、結婚後初めてのオープニングクレジットであったため。
ジョーイとレイチェルの恋は望まれていなかった
物語終盤で、ジョーイとレイチェルが恋に落ちる1面が描かれていますが、この2人のキャラクター性から恋に発展する事は考えにくく、くっついて欲しいと思う人は役者も含めてあまりいなかった。
主要のメンバーがそれがどれだけおかしいか製作側へ主張するも結果は変わらず、そのストーリーが進められたそうです。
ジョーイとレイチェルの恋はそれはそれで、いい物語でしたがやはりロスとレイチェルの関係性がある上、遊び人のジョーイとくっつくというのは、違和感があるものですね。
チャンドラーのキャラはやはりゲイだと思われていた
主要キャラは当初チャンドラーはゲイだと思っており、ストーリーの中でもよくそういった描写がされており、チャンドラー本人もそのことについては悩んでいました。
また父親がゲイであったことや母親が官能小説作家ということもそういった雰囲気を出す要因なのかもしれません。
しかし、脚本家はこれを取材で真っ向から否定しました。
モニカと結婚したチャンドラーはもちろんゲイではありませんが、やはりそういう風に見えるのでしょうね。
ロスのキャラクターは役者そのままのキャラだった
他のキャラはそれぞれ、脚本家が架空のキャラを作り上げて演じられたものだが、ロスに関しては演じたディビッド・シュワイマーを想定して作られたキャラであった。
ロスというキャラはそのままディビッド・シュワイマーをデフォルメされたようなキャラということは、かなり魅力的な人物なのでしょう。
チャンドラー役のマシュー・ペリーはアルコール依存症であった
チャンドラー役のマシュー・ペリーは1997年アルコール依存と処方箋ドラック依存の問題を抱えており、リハビリ施設に入院していたことがある。
そんな噂を良く耳にしていましたね。
作中でもチャンドラーだけ太ったり痩せたりを繰り返しているのもそれが関係しているのかもしれませんね。
当初フレンズは違うタイトルであった
クリエイターのデヴィッド・クレーンとマルタ・カウフマンは、1990年代初旬にフレンズの雛形となる『Insomnia Café』と題した7ページにわたるシットコムの企画書を制作。
この段階ではタイトルだけでなく、レイチェルとロスの代わりにジョーイとモニカの恋愛関係が中心に描かれる予定だったようでした。
その後に『Insomnia Café』から『Friends Like Us』へ変更にされ、『Six of One』になり、最終的には『フレンズ』のタイトルで1994年9月22日に放送開始されました。
シンプルで分かりやすいタイトルだからこその良さもあります。
しかし、ジョーイとモニカの恋愛というのも気になりますね。