炭治郎が那田蜘蛛山で十二鬼月の下弦の伍【累】と戦った際に累が鬼血術で操る糸と相打ち覚悟で敵の首を斬ろうとした際に禰豆子の鬼血術【爆血】が発動したことにより糸を焼き切り、さらに炭治郎の刀に付着していた禰豆子の血も燃えたことで累の首をはねました。
この記事では爆血刀や赫刀について記載しています。
ネタバレも含みますのでご注意下さい。
爆血
©吾峠呼世晴
爆血は炭治郎が累の鬼血術でやられそうになる瞬間に発動した禰豆子の鬼血術。
禰豆子の血が鬼だけが燃える炎へと変わりその威力は十二鬼月も怯むほどの威力を持っている。鬼本体だけでなく鬼の力(鬼血術や毒など)が働いているものに対しても効果だけを焼き消す力もある。
爆血刀
爆血刀は先述したとおり累との戦闘で初めて使用されていますが、爆血刀と名を付けられたのは上弦の肆半天狗との戦闘時の事でした。
下半身が瓦礫に挟まり身動きが出来なくなった禰豆子が炭治郎の日輪刀を握り絞め血が刀に滴ることで禰豆子の鬼血術【爆血】が発動し刀が燃え、刀の温度が上昇し黒かった炭治郎の刀が炎を纏ったまま赤くなりそれを見た炭治郎が【爆血刀】と名付けました。
©吾峠呼世晴
爆血刀をとなった際に刀身がこれまで黒だったものが赤くなっていると炭治郎は言っていますが、この刀身が赤くなることが鬼を倒すために非常に重要な事なのでした。
赫刀(しゃくとう)
刀身が赤くなった日輪刀の事を赫刀と言います。
赫刀は始まりの呼吸の剣士で作中最強の継国縁壱(つぎくによりいち)が振るった刀でした。
縁壱の日輪刀も普段は炭治郎同様に黒色(黒曜石の如く漆黒の刀)だっただったそうですが、鬼と対峙し刀を振るう時だけ赤くなっていたそうです。
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赫刀の攻撃は、鬼に焼け付くような痛みを与え攻撃を受けた場所の回復も遅く鬼にとっては致命傷になるダメージを与えることが可能です。
赫刀(しゃくとう)の発動条件
日輪刀を赫刀化する条件、それは日輪刀の温度を上げる。
作中で日輪刀の温度を上げるは方法3つ登場しています。
①刀の柄(つか)を強く握る
炭治郎以外で最初に刀を赫刀に変化させたのは霞柱の時任無一郎でした。
上弦の壱との戦闘時に片腕しかなかった無一郎がその時に出来たことは刀を強く握ることだけだとヒントを得た蛇柱の伊黒小芭内はマネて刀を強く握った結果赫刀へと変化させる事が出来ました。
©吾峠呼世晴
しかし、柱の伊黒ですらこの後に全身の力が入らなくなり目まいを起こし敵の攻撃をまともに受けそうになるなど危機に陥ってしまいました。
②血気術「爆血」を刀に使う
作中の現役鬼殺隊の中で最初に赫刀を発動させたのは主人公竈門炭治郎でした。
炭治郎が最初に刀が赤くなったと記されているのは上弦の肆【半天狗】との戦闘時のことで、その時は妹の禰豆子の鬼血術である爆血を刀に纏わせることで【爆血刀=赫刀】となりました。
しかし、実際には爆血刀は下弦の陸の累の時にも発動していました。この時に禰豆子は炭治郎を守るために初めて鬼血術として【爆血】を使用しており、その時に炭治郎の刀にも禰豆子の血が付着していたために結果的に爆血刀となっており下弦の陸の累の首を斬りました(厳密には累は炭治郎に斬られる前に自分の鬼血術の糸で首を斬っていたため倒すことが出来ませんでした。)
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③刀同士をぶつけ合う
刀の温度を上げることで赫刀へと変化することを知った柱たちはそれぞれ刀をぶつけ合う事で赫刀へと変化させていきました。
©吾峠呼世晴
まとめ
鬼舞辻無惨や上弦の鬼との戦闘においてはこの赫刀や痣の出現は最低限の条件となっており、これらが無ければまともに戦うことが難しでしょう。
善逸や伊之助、カナヲ、玄弥らのように特別な五感があるキャラであればそれらを駆使した戦いが出来るかもしれませんが、やはり痣と赫刀の発現は最重要項目です。