【鬼滅の刃】の作中に出てくる柱合会議。作中では全部で3回開かれました。
今回の記事では、柱合会議がどこで行われ、どんな内容の会議だったのかを紹介します。
ネタバレも含んでいますので、まだ見ていない方はご注意下さい。
柱合会議とは
柱合会議は、半年に一度 鬼殺隊の柱とお館様(産屋敷一族の長)が集まる会議であり、鬼殺隊についての話し合いが行われる場。
1回目 単行本6巻45話
©吾峠呼晴
作中の第1回目の柱合会議は、那田蜘蛛山 (なたぐもやま)編で下弦の伍の累を倒したあとに現当主である産屋敷燿哉によって開かれました。
第1回目の柱合会議の内容としては、鬼殺隊の人材不足と個々のレベル低下や逆に人員が増加した場合の統制の困難さについて話し合いがなされました。
そんな全体的にレベルが低下してきている鬼殺隊において現柱は歴代最強レベルの精鋭が揃ったと産屋敷から激励を受けて締めとなった。
また柱合の前には鬼となった禰豆子(ねずこ)の処分についても話合いの場もたれました。
鬼殺隊は鬼を狩るために存在している部隊であり、柱は鬼殺隊を束ねるリーダーのような存在であるが、心底鬼を嫌悪しているものばかりのため、鬼となった禰豆子(ねずこ)の処分について辛辣な意見が多く飛び出した。
炭治郎は禰豆子(ねずこ)は他の鬼とは違い人を喰ったりしないと必死に訴えるも理解してもらえない。
風柱の不死川実弥(しなずがわさねみ)は禰豆子(ねずこ)が鬼であることを証明するため、自分の腕を傷つけ血を流し、本当に人を襲わないのかを試したが、禰豆子(ねずこ)はヨダレを垂らしながらも耐えきり、無事に人を襲わないことを証明してみせた。
そして、炭治郎と禰豆子を後押しするように、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)からの手紙でもしも禰豆子が人を襲ってしまったら炭治郎、富岡義勇(とみおかぎゆう)、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)が腹を切り責任を取ると願い出たため、ひとまず受け入れられることになった。
2回目 単行本15巻128話
©吾峠呼晴
第2回目の柱合会議では、産屋敷燿哉が持病のため、表に立つことが困難になったことで妻の産屋敷あまねが取り仕切ることになった。
柱合会議では、鬼舞辻無惨や強力な上弦の鬼たちと戦うために必須な痣の発現方法について開催されました。
上弦の肆と伍の襲撃を受けた恋柱の甘露寺密璃(かんろじみつり)、霞柱の時透無一郎(ときとうむいちろう)は戦闘の中で痣のような模様が出現し、痣の出現時は普段以上の力が発揮できた。
時透無一郎の感覚によると痣の発動条件には体温が39度以上、心拍数が200以上という常人では死んでしまうような状態になることが必要だとわかった。
また同時に禰豆子が太陽を克服し、そのことを知った鬼舞辻無惨が禰豆子を取り込もうとこれまで以上の猛攻を仕掛けてくることが想定された。
そのため、柱の痣の発現と柱同士の戦闘時の連携強化、そして、一般隊士達のレベルアップを目的とした柱稽古を行うことを決定した。
3回目 単行本23巻204話
©吾峠呼晴
第3回目は総力戦の末、多くの犠牲を出しながらも鬼舞辻無惨を倒しことにより鬼殺隊の長年の目標を達成した。
そして、鬼殺隊と共に鬼舞辻無惨と戦い散っていった両親(産屋敷燿哉、産屋敷あまね)に変わり鬼殺隊を必死に指揮した産屋敷輝利哉が仕切り役となった。
会議の参加メンバーは生き残った富岡義勇(とみおかぎゆう)と不死川実弥(しなずがわさねみ)のみであった。
産屋敷輝利哉と兄弟は共に戦ってくれた鬼殺隊に対し深々と頭を下げ感謝の意を伝え、それに対し富岡と不死川も鬼殺隊があったのは産屋敷家のおかげであると感謝を返した感動のシーンであった。