大ヒット作品【鬼滅の刃】において、最後のボスであり全ての鬼の産みの親である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)
©吾峠呼世晴/集英社
自らが鬼した配下に対し圧倒的な支配力を誇り、彼の血を分け与える事で人間を鬼へと変える
全ての人間が鬼になれるわけでは無く、彼の血に耐えられた者は鬼になり、耐えられなければ細胞が破壊され死亡してしまう恐ろしい血の持ち主。
またその血をより多く取り込むことで、強大な力を持った鬼になれる。
上位12名の鬼は12鬼月と呼ばれ、圧倒的な力をもっており鬼殺隊にとっての脅威の敵として君臨しています。
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鬼舞辻無惨は初登場時は紳士のような出立ちの青年男性として登場しますが、場面によっては女性のような風貌や子供のようになって登場したりと様々な場面で異なる人間に化けて潜んでいました。
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その最大の目的は太陽の克服。
鬼は太陽の光を浴びると死んでしまう体質であり、鬼舞辻も例外ではなくなんとかして克服する方法を探していました。
そのために配下に鬼を増やして情報を得ようとしますが、そもそも鬼舞辻は冷酷で残虐な性格で、部下の鬼を全く信頼しておらず一切の容赦がありません。
すべての鬼には無惨の呪いがかけられており秘密を喋ったものは葬られるようになっています。
また配下の全ての鬼の居場所を特定出来たり、近い場所にいれば心の声を聞くことも可能なためほとんどの鬼からは非常に恐れられる存在となっています。
では鬼舞辻は一体どのような能力を持っているのか紹介していきます。
鬼舞辻無惨の能力
鬼滅の刃のラスボスとして圧倒的な力を持った鬼の頂点に立つ鬼舞辻無惨ですが、鬼殺隊の宿敵として非常に厄介な能力をもっています。
人を鬼にする能力
先述した通り鬼舞辻にはその血によって人間を鬼へと変える能力があります。
人間が体内に血を取り込むか強制的に体内に流し込み鬼化されるが、その血に耐えられない人間は細胞から破壊され死に至ます。
血に適応し、鬼になった者へは同時に呪いがかけられ、鬼舞辻の事を人間へ話すとその血によって殺されてしまう代償が着きます。
すでに鬼となった者に対して血を与えると鬼の力がさらに増すなど非常に厄介な能力
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変化
鬼舞辻の本来の姿は初登場時の紳士風の男性だと思われるが、太陽克服に必要な情報収集のため様々な人間の姿へと変化することが可能
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圧倒的な再生能力
鬼になれば基本的には不滅の存在となり、太陽の光を浴びるか日輪刀で首を切られなければ傷は回復してしまいます。
ほとんどの鬼は日輪刀で首を切られると灰となり死んでしまいます。(上弦の鬼には克服したものも)
しかし、鬼舞辻の再生能力はズバ抜けており切った瞬間から即再生が始まるため首を切ることが不可能というチート能力を有しています。
また鬼舞辻には「心臓が7個」「脳みそが5個」もある。
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はたしてそんなに必要なのか?と疑問に思う事ですがそれだけ鬼舞辻が【生】に対して執着していることが読み取れます。
全身から繰り出される変幻自在の管
鬼舞辻の攻撃能力ですが、両手に加えて背中から9本さらには太腿からはさらに速度の速い8本の管を駆使して広範囲の攻撃を展開するため、近く事すら困難なものとなっている
さらに管それぞれには口があり吸息が強力で攻撃範囲内へと吸い寄せられるというとんでもない攻撃能力を持っている。
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自己分裂
始まりの剣士であり鬼殺隊最強の剣士であった縁壱の圧倒的な強さの前に逃亡を測った際に自らの肉体を1800個に分裂させることで追撃を困難にさせ逃亡する。
最終決戦時にも使おうとしたが珠世の薬の効果によって不発に終わった。
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鬼舞辻が鬼になった経緯
そもそも鬼の始祖である鬼舞辻はどうやって鬼となったのかについても作中に出てきます。
鬼舞辻を鬼にしたのは【平安時代の善良な医者】であり、二十歳前に死ぬ(産屋敷一族の定め?)と言われていた鬼舞辻を少しでも生き永らえるようにと苦心していたが、病状が一向に回復しない事に腹を立ててその医者を殺してしまう。
※実は鬼舞辻は産屋敷一族であり、産屋敷一族の男は元々短命であった。
しかし時を経て病気が回復し、不死の肉体を得たが太陽の光に当たると死亡してしまうという副作用が出てしまう鬼へと変貌してしまった。
医者はもちろん鬼にするつもりは無く、鬼舞辻を救うために施した治療の偶然の産物のようなものであった。
医者は副作用を抑える薬として青い彼岸花を考案していたのだが、自らの手によって医者を殺してしまったため青い彼岸花について何も分からないままであった。
そのため自分の配下として青い彼岸花を探したり鬼殺隊と戦うために鬼を増やしていくこととなりました。
まとめ
鬼舞辻無惨は鬼滅の刃で圧倒的な力を持ったラスボスとして登場し、鬼殺隊に壊滅的な打撃を与え続けてきましたが、詰めの甘さであったり縁壱から逃亡したりとラスボスらしからぬ行動も話題になったりしますが、その圧倒的な存在感はやはりボスに相応しいと思います。