人生の節目!人生の記念日一覧!日本の古き良き伝統を学ぼう!

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日本では人生の節目においてお祝いをする習慣があります。

子供が産まれてから成長を願うお祝い事や長寿を祝う記念日、そして結婚記念日など人生の節目節目に周囲の人間と喜び祝う習慣は日本のよき伝統ですね。

ただ、その記念日にも呼び方があり正式な名称ってご存知ですか?

この記事ではお子さんを妊娠してから生まれて753(しちごさん)を迎えるまでの子供の慶事と結婚記念日、そして長寿を祝い賀寿の名称を紹介します。

 

子供の慶事

帯祝い(着帯(ちゃくたい)の祝い)

 

妊娠5か月目の戌(いぬ)の日に初めて腹帯を巻く儀式。

正式には帯祝いの帯は『岩田帯』と言い紅白の絹地をつけ、安産を祈る習慣。

※戌の日とは

戌の日の『戌』とは十二支にでてくる戌のことを意味しています。

比較的お産が軽く、一度にたくさんの仔犬を出産する戌の力にあやかって、暦で設定された「戌の日」であり日本の暦には十二支がそれぞれあてられており、戌の日も12日に1度めぐってきます。

 

 

お七夜

 

命名書のテンプレート(鶴と亀)

生まれて7日目に行う産まれて来たことを祝う行事。

『お七夜』の由来は、生まれた日を1日目と計算して、7日目の夜に行うことから「お七夜」と呼ばれるようになりました。

通常はこの日までに命名します。

 

お宮参り

 

お宮参りのイラスト

生後初めてその土地の氏神様に参拝する初宮参り。

参拝の時期は男の子は生後31日目女の子は32日目に行いますが、一般的にはゲン担ぎのため大安・晴天が重なった日に参拝することが多いようです。

また地域によって習慣が異なる場合もあり100日目にする場合もあります。

 

 

お食い初め

 

お食い初めのイラスト

平安時代から行われている、歴史のある伝統行事で、子どもが一生食べることに困らないように、また赤ちゃんの健やかな成長を願って。

生後100日~120日に行うのが目安です。お祝いをする時期が100日前後であることから、現代では「100日祝い(ひゃくにちいわい)」と呼ばれるようになってきました。

お椀や箸などはすべて新しいものを整えましょう。

元来は妻の実家から贈るのがしきたりでした。

 

初節句

 

端午の節句
五月人形・鎧飾りのイラスト
桃の節句
ひな祭りのイラスト「お内裏様とお雛様」

 

節句とは1月7日『七草の節句』3月3日『桃の節句 』5月5日『端午の節句』7月7日『星祭』9月9日:『菊の節句』の5日があり、それらを五節句と呼びます。赤ちゃんが産まれて初めて迎える節句を初節句といい、赤ちゃんが健やかに成長するように願う行事です。男の子は5月5日の端午(たんご)の節句。女の子は3月3日の桃の節句にあたります。

 

 

七五三

 

「七五三」のイラスト文字

11月15日3歳は男女とも、5歳は男の子7歳は女の子のみが氏神様の神社で子どもの成長を祝福し参拝します。

元は数え年で祝いましたが、現在では満年齢で祝う場合が一般的でどちらでも構いません。

(地域によって異なるようです)

 

結婚記念日

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夫婦になり、長年連れ添う二人に対して、その節目節目を物に例えられています。

年数にちなんで名称も豪華になっていきます。

年目 名称 意味
1年目 紙婚式 「白紙のような二人の将来の幸せを願う」という意味
2年目 綿婚式 「綿のように二人の関係が柔らかく、もろい」イメージから
3年目 革婚式 倦怠期にも負けないように、耐久性が高く長持ちする革のような二人になるように
4年目 花婚式 地に根を張り、花が咲き、実がなる様に家族に幸せが訪れることを表す。
5年目 木婚式 夫婦がやっと1本の木のように一体になる
6年目 鉄婚式 絆はまさに「鉄」のように強く強く結びつく様
7年目 銅婚式 家族や財産など、安定する時期を「銅」に例えている
8年目 青銅婚式 経済的にも安定してきたカップルが、美術品などによく使われる青銅を記念にプレゼントしあうことから来ている
9年目 陶器婚式 「陶器」のように夫婦の関係が壊れないように、お互いを大切に扱い守っていこうという思いから
10年目 すず婚式

アルミニウム婚式

「錫」のように美しさと柔らかさを兼ね備えた夫婦の関係性を願う意味
11年目 鋼鉄婚式 鋼のように強い愛の力で結ばれるという意味
12年目 絹婚式

麻婚式

絹のようなきめ細やかなふたりの愛情を表している
13年目 レース婚式 「レース」のようにさらに深く美しく織りなす彩りを示す愛の証
14年目 象牙婚式 年を経るごとに価値のたかまる「象牙」のように、夫婦の絆も年月が経つごとに価値が高まるようにという意味
15年目 水晶婚式 水晶婚式は水晶のように曇りのない、夫婦の信頼関係を願って
20年目 磁器婚式 磁器のように固い絆で結ばれた夫婦
25年目 銀婚式 1894年(明治27年)に明治天皇が「大婚二十五年祝典」として銀婚式のお祝いを執り行ってから始まった
30年目 真珠婚式 夫婦の築き上げてきた30年を「富と健康を表す海の宝石に例えて」という意味
35年目 珊瑚婚式 35年かけて築いた夫婦の絆を「長い年月をかけて成長する珊瑚に例えて」という意味
40年目 ルビー婚式 深赤色のような二人の深い信頼と誠意を表している
45年目 サファイア婚式 ファイアのように深い慈愛や誠実さを持つ夫婦関係をたたえる意味
50年目 金婚式 夫婦が長年連れ添ったことで金色の輝きを得た豊かさという意味
55年目 エメラルド婚式 幸せを守るパワーストーンであるエメラルドに例えられ深く静かで尊い夫婦の生活を願うという意味
60年目

or

75年目

ダイヤモンド婚式 世界で一番固い鉱物にちなんで長きに渡って夫婦の関係を続けた絆の強さ、長寿と一族の繁栄を意味

 

賀寿

 

還暦祝いの赤いちゃんちゃんこのイラスト

現在は満年齢でお祝いをするほうが多くなっています。

名称 名称
60歳 還暦(かんれき) 70歳 古希(こき)
77歳 喜寿(きじゅ) 80歳 傘寿(さんじゅ)
88歳 米寿(べいじゅ) 90歳 卒寿(そつじゅ)
99歳 白寿(はくじゅ) 100歳 百寿(ひゃくじゅ)
108歳 茶寿(ちゃじゅ) 111歳 川寿(せんじゅ)
112歳 珍寿(ちんじゅ) 118歳 天寿(てんじゅ)
120歳 大還暦(だいかんれき)

 

まとめ

日本ではこれだけの祝い事が存在します。

子供が産まれる前から祝い事や習慣があり、7歳までは子供成長を祈る祝い事が多くあります。

また日本は氏神様への崇拝が高くあるため可能であれば一貫して同じ神社に行けるといいですね。

また結婚記念日や賀寿など、夫婦になってからの記念日や長寿の祝いなど節目で祝うことがしっかりある日本はやはり素敵な国だと思います。

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