プロ野球投手の部門別【歴代】トップ10一覧

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憧れの職業の1つであるプロ野球選手。

野球選手の中でも1番目立ち、子ども達が憧れるポジションといえばピッチャーではないでしょうか?

様々な150キロを超える剛速球や多彩な変化球を駆使して、強打者を抑え込む投手の姿は野球少年なら一度は憧れるのではないでしょうか。

プロ野球の投手といえば最優秀投手賞ともいえる『沢村賞』をはじめとした様々なタイトルがありますが、歴代の記録は誰が保持しているのかご存じですか?

この記事ではそんなプロ野球のピッチャーの歴代記録トップ10を部門ごとに紹介していきます。

勝利数

勝利

【福岡ソフトバンクホークス】出典:MELOS

ピッチャーといえばチームを勝たせることが最優先。

勝敗を直接左右するピッチャーにとってチームを勝利に導いてこそエースと呼べます。

歴代順位 名前 勝利数 登板数 現役期間
1 金田 正一 400 944 1950~1969
2 米田 哲也 350 949 1956~1977
3 小山 正明 320 856 1953~1973
4 鈴木 啓示 317 703 1966~1985
5 別所 毅彦 310 662 1942~1960
6 スタルヒン 303 586 1936~1955
7 山田 久志 284 654 1969~1988
8 稲尾 和久 276 756 1956~1969
9 梶本 隆夫 254 867 1954~1973
10 東尾 修 251 697 1969~1988

勝利数1位の金田投手の記録は凄まじいですね。

400勝は今後も破られない記録ではないでしょうか?

投手の方は消耗品であると叫ばれるようになり起用法がかなり変化した現代とは違いまさに『鉄腕』と呼ばれる投手が多かったことなどが理由にも上げられるのでしょう。

敗北数

敗北

勝利数の後は敗北数。

不名誉なランキングかもしれませんが、それだけ試合に登板を任されるほどの信頼感がある証拠でもあるので、決してマイナスのランキングではないのではないでしょうか。

ということで勝利数も記載させていただきます。

歴代順位 名前 敗北数 勝利数 登板数 現役期間
1 金田 正一 298 400 944 1950~1969
2 米田 哲也 285 350 949 1956~1977
3 梶本 隆夫 255 254 867 1954~1973
4 東尾 修 247 251 697 1969~1988
5 鈴木 啓示 238 317 703 1966~1985
6 小山 正明 232 320 856 1953~1973
7 長谷川 良平 208 197 621 1950~1963
8 平松 政次 196 201 635 1967~1984
9 松岡 弘 190 191 660 1968~1985
10 坂井 勝二 186 166 166605 1959~1976

勝利数とあまり顔ぶれが変わっていませんが、やはり敗北数が多い投手はそれだけ勝利数も多いエース級の投手という事が分かります。

登板数

岩瀬 仁紀

【岩瀬 仁紀】出典:産経ニュース

登板数

何試合ピッチャーとしてマウンドに登ったかの記録ですね

歴代順位 名前 登板数 イニング数 現役期間
1 岩瀬 仁紀 1002 985 1999~2018
2 米田 哲也 949 5130 1956~1977
3 金田 正一 944 5526 1950~1969
4 梶本 隆夫 867 4208 1954~1973
5 小山 正明 856 4899 1953~1973
6 江夏 豊 829 3196 1967~1984
7 五十嵐 亮太 822 866 1999~
8 藤川 球児 766 922 2000~
9 皆川 睦雄 759 3158 1954~1971
10 稲尾 和久 756 3599 1956~1969

この記録には五十嵐投手や藤川投手ら現役選手もランクインしてきました。

しかし、彼らが中継ぎ・抑えという重要な立場上イニング数は食わないのに対し、往年の投手は先発がメインでありながらも凄まじい登板数を誇っています。

完投数

金田 正一

【金田 正一】出典:スポニチ

続いては完投数

先発投手が完投できると中継ぎ、抑えの投手を休ませることが出来るため、チームにとってはかなりプラスに働くため、いかに投球数を減らして完投できるかは重要な才能になります。

歴代順位 名前 完投数 登板数 現役期間
1 金田 正一 365 944 1950~1969
2 スタルヒン 350 586 1936~1955
3 鈴木 啓示 340 703 1966~1985
4 別所 毅彦 335 662 1942~1960
5 小山 正明 290 856 1953~1973
6 山田 久志 283 654 1969~1988
7 若林 忠志 263 528 1936~1953
8 米田 哲也 262 949 1956~1977
9 野口 二郎 259 517 1939~1952
10 東尾 修 247 697 1969~1988

やはり完投数は往年の選手が圧倒的ですね。

そしてトップ10の顔ぶれがほとんど変わらないのもすごいですね。

完封勝利数

スタルヒン

【スタルヒン】出典:Yahooニュース

続いて完封勝利数ですね

相手打線を0点に抑えての勝利で、ピッチャーとしては完全勝利の記録ではないでしょうか?

歴代順位 名前 完封勝利数 登板数 現役期間
1 スタルヒン 83 586 1936~1955
2 金田 正一 82 944 1950~1969
3 小山 正明 74 856 1953~1973
4 別所 毅彦 72 662 1942~1960
5 鈴木 啓示 71 703 1966~1985
6 野口 二郎 65 517 1939~1952
7 米田 哲也 64 949 1956~1977
8 藤本 英雄 63 367 1942~1955
9 若林 忠志 57 528 1936~1953
10 村山 実 55 509 1959~1972

プロの打線を相手に完封することがいかに困難であるかが分かる数値ですね。

しかし、トップ10は50試合オーバーとはやはり1流投手はレベルが違いますね。

勝率

藤本 英雄

【藤本 英雄】出典:スポニチ

監督として試合をする上で1番重要なデータではないでしょうか?

野球は不思議なものでいくら打たれても味方打線の援護があり、あまり負けない勝ち運がある投手と1点しか取られていないのに負けてしまう負け運をもった投手が存在します。

技術とはまた別な運や流れを引き込める存在なのでしょうか。

※誤解が内容に記載しますが、運や流れだけで勝てるほどプロの世界は甘く無いのであくまでもプロレベルでの話です。

歴代順位 名前 勝率 勝利数 敗北数 現役期間
1 藤本 英雄 0.697 200 87 1942~1955
2 稲尾 和久 0.668 276 137 1956~1969
3 斎藤 雅樹 0.652 180 96 1984~2001
4 杉内 俊哉 0.648 142 77 2002~2015
5 杉浦 忠 0.638 187 106 1958~1970
6 杉下 茂 0.636 215 123 1949~1961
7 別所 毅彦 0.635 310 178 1942~1960
8 スタルヒン 0.633 303 176 1936~1955
9 山田 久志 0.631 284 166 1969~1988
10 野口 二郎 0.63 237 139 1939~1952

勝率6割超えなら十分計算が立てられるまさにエース級の実績でしょう。

セーブ数

 

セーブとはなんなのか分からない方のためにセーブが付く条件を記載しておきます。

セーブが付く条件

高津臣吾

【高津 臣吾】出典:sportiva

  1. 勝利投手の権利を持たない投手(記録は勝利が優先されるため)
  2. 勝利チームの最後のアウトを取った投手であること
  3. 1/3イニング以上の投球回を満たすこと。
  4. 同点または逆転されることなく、試合を締めくくること(追いつかれた後に逆転勝利すると勝ち投手となる)

上記の4点すべてを満たしつつ下記のうちの1項目に該当すればセーブが付きます。

  1. 登板時のリードが3点以内で1イニング以上投げること
  2. 登板時の状況が迎える打者2人にホームランを打たれたら同点または逆転される状況であること。この場合は、イニング数(アウトカウント)は関係しない。             例)登板時に無走者であればリードは2点以内、1人いれば3点以内、2人なら4点以内、満塁なら5点以内が条件となる。
  3. 3イニング以上投げているれば同点・逆転されること無くリードを保ってさえいれば何点差でもよい。

これらがセーブが付く条件ですが、プロ野球では、3点以内のラストイニングである9回にのみ登場するパターンがほとんどです。

歴代順位 名前 セーブ数 登板数 現役期間
1 岩瀬 仁紀 407 1002 1999~2018
2 高津 臣吾 286 598 1991~2007
3 佐々木 主浩 252 439 1990~2005
4 藤川 球児 241 766 2000~
5 サファテ 234 427 2011~2018
6 小林 雅英 228 463 1999~2011
7 江夏 豊 193 829 1967~1984
8 馬原 孝浩 182 385 2004~2015
9 クルーン 177 304 2005~2010
10 武田 久 167 534 2003~2017

往年の選手がほとんどいないのは、セーブが公式記録として確立されたのが、1974年からであったためというのと、投手の起用法が違っていたことが原因でしょう。

ホールド数

宮西尚生

【宮西 尚生】出典:日本経済新聞

ホールドについても条件を記載しておきます。

ホールドが付く条件

先発投手、勝利投手、敗戦投手に該当せず、セーブも記録されていないこと

  1. アウトを1個以上取ること
  2. 自チームの最終守備イニングの3アウト目を取った投手ではないこと
  3. 降板した後、自身に記録された失点によって自チームが同点もしくは逆転されていないこと。ここでいう失点は自身の責任で出したランナーが変わった投手が打たれた場合でも含まれる。

上記を満たし、以下のいずれかを満たしたピッチャーにホールドが記録されます。

【自チームがリードしている状況で登板】

  1.  3点以内リードの場面で登板し、1イニング以上投球する
  2. 迎える2打者にホームランを打たれたら同点または逆転される場面で登板する
  3. 点差に関わりなくリードした状況で登板し、3イニング以上投球する

ここまではセーブと条件は同じで最後のアウトを取るかどうかの違い。

【同点の状況で登板では以下のいずれかの条件を満たして降板する】

  1. 同点のまま失点を許さずに降板する
  2. 登板中に自チームが勝ち越した場合、リードを保って降板する

これらが条件となります、主にセットアッパーと呼ばれる存在です。

歴代順位 名前 ホールド 現役期間
1 宮西 尚生 337 2008~
2 山口 鉄也 273 2007~2017
3 浅尾 拓也 200 2007~2018
4 マシソン 174 2012~2019
5 五十嵐 亮太 163 1999~
6 藤川 球児 162 2000~
7 青山 浩二 159 2006~
8 増井 浩俊 152 2010~
9 ウィリアムス 141 2003~2009
9 高橋 聡文 141 2004~2019

プロ野球ではパ・リーグは1966年からこの制度を導入しましたが、2004年までセ・リーグではホールドポイント(HP)として2005年に新たに規定を制定し、セ・パ統一しました。

HPは別の記録として残されています。

HP(ホールドポイント)数

山口鉄也

【山口 鉄也】出典:sportiva

ホールド数に救援した際に勝利投手となった数を加えた数になっています。

2004年までセ・リーグで採用されていましたが、2005年のセ・パ交流戦導入に伴い、新たな選考基準としてホールドに統一されました。

歴代順位 名前 HP ホールド 救援勝利 現役期間
1 宮西 尚生 370 337 33 2008~
2 山口 鉄也 324 273 51 2007~2017
3 浅尾 拓也 232 200 32 2007~2018
4 藤川 球児 216 162 54 2000~
5 マシソン 201 174 27 2012~2019
6 青山 浩二 194 159 35 2006~
7 五十嵐 亮太 191 163 28 1999~
8 増井 浩俊 179 152 27 2010~
9 平野 佳寿 169 139 30 2006~2017
10 高橋 聡文 167 141 26 2004~2019

ホールド同様に現役投手のランクインも多い記録になっています。

先発から受け継いだ試合を抑えまで繋ぐ大事な役割で、準備も難しいため器用な投手が任される場所ですね。

防御率

鉄腕・野口二郎との対決/嶋清一2 - 野球の国から 高校野球編 - 野球 ...

【野口 二郎】出典:日刊スポーツ

防御率とは9イニング投げた場合の自責点の数を表しています。

自責点×9を投球回数で割った数が防御率になります。

自責点とは、ピッチャーの責任による失点のことでエラーなどによる失点は含まれていません。

単純なピッチャーの実力を計るのに適した数字です。

歴代順位 名前 防御率 投球回 自責点 現役期間
1 藤本 英雄 1.90 2628.1 554 1942~1955
2 野口 二郎 1.96 3447.1 752 1939~1952
3 稲尾 和久 1.98 3599 793 1956~1969
4 若林 忠志 1.99 3557.1 786 1936~1953
5 スタルヒン 2.08 4175.1 969 1936~1955
6 村山 実 2.09 3050.1 709 1959~1972
7 別所 毅彦 2.18 4350.2 1053 1942~1960
8 荒巻 淳 2.23 2202.2 546 1950~1962
9 杉下 茂 2.23 2841.2 705 1949~1961
10 金田 正一 2.34 5526.2 1434 1950~1969

現代の野球では投球内容にもよりますが、6イニング投げて3失点以内で抑えれば上出来な中、通算の防御率1点台や2点台はとてつもない数字であることがわかります。

奪三振

米田 哲也

【米田 哲也】出典:日刊スポーツ

ピッチャーの醍醐味ともいえる奪三振。

強打者を三振に切って取るピッチャーはかっこよく映りますよね。

歴代順位 名前 奪三振数 投球回 現役期間
1 金田 正一 4490 5526.2 1950~1969
2 米田 哲也 3388 5130 1956~1977
3 小山 正明 3159 4899 1953~1973
4 鈴木 啓示 3061 4600.1 1966~1985
5 江夏 豊 2987 3196 1967~1984
6 梶本 隆夫 2945 4208 1954~1973
7 工藤 公康 2859 3336.2 1982~2010
8 稲尾 和久 2574 3599 1956~1969
9 三浦 大輔 2481 3276 1992~2016
10 村田 兆治 2363 3331.1 1968~1990

プロの打者から三振をとることは並大抵のことではありませんが、それでも1個ずつ積み上げてきた偉大な記録だと思います。

無四球試合数

鈴木 啓示

【鈴木 啓示】出典:週刊ベースボール

1試合を通して四球(フォアボール)が1つも出さない試合のことであり、コントロールが高い繊細なピッチャーとしての記録ですね。

歴代順位 名前 無四球試合数 登板数 現役期間
1 鈴木 啓示 78 703 1966~1985
2 小山 正明 73 856 1953~1973
3 野口 二郎 57 517 1939~1952
4 土橋 正幸 46 455 1956~1967
5 別所 毅彦 43 662 1942~1960
6 山田 久志 42 654 1969~1988
7 白木 義一郎 39 242 1946~1952
7 金田 正一 39 944 1950~1969
9 高橋 直樹 36 493 1969~1986
9 北別府 学 36 515 1976~1994

作戦上で四球が必要な場面もありますが、余計なランナーを出してしまう四球を1試合通して1度も出さないコントロールはさすがプロといった記録です。

失点数

東尾 修

【東尾 修】出典:週刊ベースボール

さてここからは少し不名誉な記録でもあるかもしれませんが、先日した通りマイナスの記録もその選手の能力が高く試合出場が多いことに起因しているので、1流選手の記録に変わりはありません。

失点数とは相手に点を取られた数で、エラーが絡んだ失点などもふくまれます。

歴代順位 名前 失点 投球回 現役期間
1 米田 哲也 1940 5130 1956~1977
2 東尾 修 1817 4086 1969~1988
3 鈴木 啓示 1772 4600 1966~1985
4 金田 正一 1706 5526 1950~1969
5 梶本 隆夫 1634 4208 1954~1973
6 小山 正明 1567 4899 1953~1973
7 山田 久志 1538 3865 1969~1988
8 三浦 大輔 1430 3276 1992~2016
9 石井 茂雄 1404 3168 1958~1979
10 村田 兆治 1402 3331 1968~1990

並ぶ選手名はやはり超1流選手ばかり。

試合に出続けることで失点も増えることは仕方がないことなのです。

自責点

梶本隆夫

【梶本 隆夫】出典:日刊スポーツ

こちらは失点とは異なり、投手がホームランやヒット四死球によって失点したものであり、防御率に直接関係する失点数となります。

歴代順位 名前 自責点 投球回 現役期間
1 米田 哲也 1659 5130 1956~1977
2 鈴木 啓示 1588 4600.1 1966~1985
2 東尾 修 1588 4086.1 1969~1988
4 金田 正一 1434 5526.2 1950~1969
5 梶本 隆夫 1395 4208 1954~1973
6 山田 久志 1367 3865 1969~1988
7 小山 正明 1336 4899 1953~1973
8 三浦 大輔 1309 3276 1992~2016
9 山本昌 1285 3348.2 1986~2015
10 工藤 公康 1279 3336.2 1982~2010

自責点が多いピッチャーはそれだけイニング数を食っているため、ワースト10のピッチャーでも防御率はトップクラスの成績になります。

被本塁打数

山田 久志

【山田 久志】出典:スポニチ

相手打者にホームランを打たれた数。

失投であったり強打者に対して真っ向勝負をした結果であったりと、悔しい1打となるホームランを打たれた記録。

歴代順位 名前 被本塁打数 投球回 現役期間
1 鈴木 啓示 560 4600.1 1966~1985
2 山田 久志 490 3865 1969~1988
3 東尾 修 412 4086 1969~1988
4 北別府 学 380 3113 1976~1994
5 金田 正一 379 5526.2 1950~1969
6 平松 政次 374 3360.2 1967~1984
7 米田 哲也 370 5130 1956~1977
8 小山 正明 365 4899 1953~1973
9 工藤 公康 362 3336.2 1982~2010
10 柳田 豊 359 2357.2 1970~1987

何度も書いていますが、不名誉な記録でも残るということはそれだけプロで活躍した証であり、活躍し続けるからこその記録であります。

死球数

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渡辺 秀武

【渡辺 秀武】出典:週刊ベースボール

デットボールの数。

強打者を打ちとるためには絶対に必要な内角(インコース)攻め時には打者を威嚇するためギリギリを目がけて腰を引かせる目的もありますが、コントロールミスによって打者にぶつけてしまうも。

歴代順位 名前 死球数 投球回 現役期間
1 東尾 修 165 4086 1969~1988
2 渡辺 秀武 144 2083.2 1964~1982
3 坂井 勝二 143 2839.2 1959~1976
3 米田 哲也 143 5130.2 1956~1977
5 仁科 時成 142 1816.1 1977~1988
6 山田 久志 135 3865 1969~1988
7 足立 光宏 130 3103 1959~1979
8 村田 兆治 124 3331.1 1968~1990
9 佐々木 宏一郎 122 2620.1 1962~1981
10 平松 政次 120 3360.2 1967~1984

気の強い投手がインコースを攻めていくため、どうしてもデッドボールが増えていくものです。

近年ではあまり見かけることも減ってきましたが、乱闘などもプロ野球の風物詩の1つでした。

ボーク数

江本孟紀

【江本 孟紀】出典:朝日新聞デジタル

ボークについてはルールが複雑なのでこちらの記事で説明します。

野球のルール【投手編】かなり複雑な投手のルールを解説
野球のルールって初心者の方からしたら、かなり難しいですよね。 そんな中でも特にルールが複雑で経験者でもよく理解できていな...

かなり細かいルールが設けられていることやランナーからの揺さぶりや強打者に対しての集中などからボークにつながるのでしょうが、無条件でランナーに進塁を許してしまうため、出来るだけなくしたいミスの1つ

歴代順位 名前 ボーク数 投球回 登板数
1 江本 孟紀 24 1978.2 1971~1981
2 米田 哲也 23 5130 1956~1977
3 グリン 20 563.2 2006~2009
4 石井 貴 18 1136 1994~2007
5 ドミンゴ 16 585.2 2002~2008
6 川尻 哲郎 15 1083.1 1995~2005
7 槙原 寛己 14 2485 1983~2001
7 伊良部 秀輝 14 1286.1 1988~2004
9 佐藤 道郎 12 1303.1 1970~1980
9 高橋 直樹 12 2872.2 1969~1986
9 加藤 伸一 12 1764.1 1984~2004
9 ジャン 12 104.1 2007~2007
9 ジオ 12 257.2 2010~2012

日本は特にボークに対しては厳しい側面もありますね。

まとめ

野球の花形であるピッチャー。

ピッチャーの出来が試合を大きく左右するだけにかかるプレッシャーは半端なモノではありませんが、チームが勝つときはピッチャーの活躍が大きい場合も多いのでやはり目立つポジションですね。

トップ10は歴代の名投手が名を連ねているものが多いので現役選手のランキングについても作成していきたいと思いますので、そちらもご期待ください。

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