陵南高校の田岡先生の名言の1つ『でかいだけ?結構じゃないか 体力や技術は身につけさすことは出来る…だが お前をでかくすることはできない。たとえオレがどんな名コーチでもな 立派な才能だ』のシーンについて振り返ります。
ネタバレとなりますので、ご注意下さい。
湘北戦との激闘の中、ファウルによってベンチに下げられチームも劣勢の中、田岡先生は試合を諦めていなかった。そんな時に魚住は1年のころを思い返していた。
期待を寄せていた魚住が厳しい練習と他の選手からの陰口によって自信を無くし、バスケを辞めたいと告げた時に田岡先生が発した名言。
シーン振り返り
湘北戦との激闘の中、ファウルによってベンチに下げられチームも劣勢の中、田岡先生は試合を諦めていなかった。そんな時に魚住は1年のころを思い返していた。
中学時代にビック・ジュンとして名を馳せた魚住を獲得した陵南の田岡先生は魚住こそが将来陵南の柱になる選手だと期待を寄せ、厳しい指導を続けていた。
魚住は田岡先生を鬼だと思い、毎日怒鳴られ激しい練習で毎日キツイ思いをしていた。
そしてついに『もう辞めます・・・!!』とバスケを辞める意思を伝えた。
田岡先生も『誰もが一度はそう思うもんだ』と諭すが、魚住は『毎日思っています!! 3年間も続けられません』と心が折れていた。
そして、もう一つ魚住の心が折れてしまった要因として、ただでかいだけだと陰口をたたかれていることだった。
魚住の心情を理解した田岡は、練習の時とは違い1人の指導者として自身が魚住に対して感じたことを話し始める。
『この田岡茂一が陵南の監督に就いて10年ー初めて今年チームの中心になれる男を得たんだ それはお前だ「ビッグ・ジュン」』
『でかいだけ?結構じゃないか 体力や技術は身につけさすことは出来る…だが』
『お前をでかくすることはできない。たとえオレがどんな名コーチでもな 立派な才能だ』
『魚住よ・・・お前が3年になった時 陵南初の全国大会出場ーオレはそんな夢を見ているんだ・・・』と魚住に対する評価と魚住が中心となった田岡自身の夢について洗いざらい告白した。
そんな思いを聞かされた魚住は3年間厳しい練習を耐え抜くことが出来た。
そして、監督と選手の信頼が深まったことでチームのキャプテンとして、田岡の夢の目前となっている湘北戦の後半から魚住は田岡先生から教わってことを糧に覚醒し始める。
田岡先生の監督としての厳しい指導は自身に対する期待の裏返しだと気づかせてくれたセリフの言い回しはまさに名言でした。