安西先生の名言の1つ『あきらめたらそこで試合終了だよ』のシーンについて振り返ります。
ネタバレとなりますので、ご注意下さい。
スラムダンクでもかなり知名度の高いこのセリフ。
中学時代の三井が所属する武石中が、県大会の決勝を戦っており、残り12秒で52対53と1点ビハインド、さらには相手ボール中、相手のボールをカットしコートから出そうになったところを追いかけていったが、追いつくことが出来ず来賓席激突してしまう。
そこで試合を諦めかけていた三井に対し、ボールを手渡しながら『最後まで・・・希望を捨てちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ』と言葉を投げかけた名セリフ。
シーン振り返り
中学時代から抜群のバスケセンスでチームを県大会決勝まで導いてきた三井。
決勝も接戦ながらも残り12秒で52対53と1点ビハインドで相手ボールでかなり厳しい状況に陥っていたが、三井はチームを鼓舞していた。
そして試合再開すると三井が相手ボールをカットする。
ボールがラインを割りそうになっていたところを懸命に追いかける三井だったが、追いつくことが出来ずに来賓席に突っ込み形になってしまった。
さすがの三井もこのプレーが取れなかったため試合を諦めかけていた。
そこに転がったボールを拾い三井に差し出しながら
『最後まで・・・希望を捨てちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ』と優しく鼓舞した。
この言葉でもう一度気持ちを奮い立たせた三井は試合に逆転することが出来た。
この事がきっかけとなり、三井は安西先生を慕うようになり、海南を始めとした数々の名門校のスカウトを断り、公立校の湘北へとやってくることになる。
後に不良となり、バスケ部を潰そうとしていた三井の目を覚まさせることが出来たのもこの出来事がきっかけであった『安西先生・・・バスケがしたいです』 ため、この試合、この安西先生のセリフでどれだけ三井が救われたのかがよくわかる名シーンでした。