赤木の名言の1つ『晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……』のシーンについて振り返ります。
ネタバレとなりますので、ご注意下さい。
山王工業を相手に後半戦一気に試合を決められそうになる湘北だったが、桜木の点数には現れない活躍によって少しずつ流れを手繰り寄せていく中、赤木が桜木のプレーを認めていた。
そして過去を振り返り、晴子が連れてきた桜木が今まさに湘北にとって必要な存在になったと認めた感動的な名シーン。
シーン振り返り
桜木のリバウンドを信じる三井が次々に3Pを決めていく中、山王にパスミスが生まれ宮城の速攻を阻止しようと山王キャプテンの深津が故意にファウルをする。
しかし、このファウルがインテンションファウル(フリースロー+オフェンス側のスローインから始まる※現在のアンスポーツマンライクファウルに近い内容)となり、なり、湘北に流れが大きく傾くプレーとなっていく。
そして、この流れを作り出しているのは桜木だと赤木は気づく。
そんな桜木を見ながら、入学当初に桜木のことを晴子から聞かされたことを思い出す赤木。
『身長は190cmくらいあるかなあ……
バスケは初心者なんだけど―――ゼッタイ スゴイ選手になるから!』
入部当初は問題ばかり起こし、指導も手がかかる桜木だったが、少しづつバスケへの情熱を燃やしていることも感じれるようになり、試合でも活躍することが増えてきた。
そして、今 山王工業を相手に湘北にいい流れをもたらしているというこれまでの桜木の成長と活躍を認め。
ついに『湘北に必要な男になった』と感じた。
桜木の努力とやる気は密かに認めていた赤木。
だが、やはり問題児で手を焼いていたため、当初は『変な男』という印象が強かった。
それが、『必要な男』になったというこれまでの桜木の成長をそのまま認める形のセリフがシーンの盛り上がりと相まってかなりの名シーンとなっています。