不朽の名作である『スラムダンク』ですが、読んだことがある方なら分かると思いますが、メチャクチャ感動するんです。
そこにはスラムダンクの作品の中にある3つの魅力が大きく関わっています。
この記事ではスラムダンクの3大魅力について紹介しますので、まだ読んだことが無い方や、また読んでみたい方にオススメしたいと思います。
スラムダンクとは?
主人公の桜木花道が一目惚れした赤木晴子に勧められるままバスケット部へ入部する。そこで晴子の兄でありバスケット部のキャプテンである赤城剛憲【通称:ゴリ】や流川楓らと出会い、バスケットボールマンの道を歩み出す。
桜木花道がバスケットを通して成長していく姿や、その他の登場人物にもそれぞれストーリーがあり、今なお幅広い年代の男女に人気です。
魅力1:バスケのルールが分からなくても楽しめる
スラムダンクの主人公『桜木花道』がそもそもバスケの事を全く知らないヤンキーであり、ヒロインの晴子に誘われるがままに、バスケを始めているため、桜木がルールを全く理解していない状態からスタートしています。
そのため、ルールや専門用語が出てくるたびに解説してくれるので、桜木と共にバスケのルールを学んでいけるようになるので、バスケに詳しくなっていきます。
また解説も非常に分かりやすく説明してくれるので、挫折しにくい構想になっています。
魅力2:誰もが各キャラに感情移入出来る人間性と成長
スラムダンクの最大の魅力でもある。リアリティ溢れる個性的なキャラクターたち。
湘北高校のレギュラーメンバー5人はそれぞれに抱えたものがあり、この5人だけでも多くの読者に刺さるシーンが多い。
例えば湘北高校の主要なメンバー
桜木花道
『才能と可能性の象徴』
ヤンキーだったが、好きなものを見つけ、そこに打ち込める喜びを知ったキャラで、自分1人が劣っている中でどう頑張ればいいのか?そしてそこからの可能性が無限大であることを体現してくれる。
桜木がチーム与えたものは『リバウンドとガッツ』
流川楓
『孤高の天才』
他よりも秀でた才能を持っており、それ故に他人を頼ることが出来ない孤独。そして、大きな夢(アメリカでバスケをする)を持っているが、夢を叶える前に必要なことを大人に諭される若者の姿をも描かれる。勝利への意思
流川がチーム与えたものは『爆発力と勝利への意志』
宮城リョータ
『コンプレックスの克服』
センスと才能を持ちながらもスポーツをするものにとっては致命的とも言える身長の低さというコンプレックスを持つ。しかし、コンプレックスすらも武器に変えることが出来ると教えてくれるキャラ。
宮城がチーム与えたものは『スピードと感性』
三井寿
『スターの栄光と挫折』
バスケのエリートとして中学時代から脚光を浴びてきたスターにしかわからない苦悩と焦り、躓いてしまった時の大きな挫折。そして、挫折からの復活が描かれており、誰もが知る名言『安西先生…バスケがしたいです』はこの三井が発した言葉。他にも名言が多いキャラ。
三井がチーム与えたものは『かつて混乱ととっておきの飛び道具』
赤木剛憲
『責任と重圧』
絶対的な夢がありそれを叶えるための努力を続ける大黒柱。才能がありながらもチームメイトに恵まれずワンマンチームと呼ばれ埋もれてきたが3年になりようやくチームメイトに恵まれ夢の実現を目指していく。それまでの自身の夢と現実の葛藤を思い返すシーンは感動的。
赤木は木暮とともに『湘北の土台を支えてきた』
木暮公延
『ひた向きな努力』
木暮は決して才能に恵まれない中でも諦めずに、ひた向きに努力を続けることの大切さを見事に表現しています。特に陵南戦での3Pシュートには痺れてしまう。
この湘北の6人はもちろんですが、敵チームにも魚住や仙道、牧や藤真、陵南の監督の田岡など非常に魅力的なキャラが多く、それぞれのキャラに個性やバックヤードがありどんな読者にも刺さる人間性が溢れている。
魅力3:心に刺さる名言の数々
漫画やアニメに名言はつきもの。そのシーンを彩る重要なセリフは物語を引き立てる重要なものですが、スラムダンクの名言は人生において刺さるセリフが多い。
スラムダンクを読んだことがある方なら、セリフを聞いただけでそのシーンを思い出せる程心に残るものも多い。
そして、おそらくスラムダンクを知らない方でも『安西先生…バスケがしたいです』や『あきらめたらそこで試合終了だよ』など誰もが耳にしたことがあるセリフだと思います。
これらのセリフと内容のクオリティがあるため、ここまで歴史に刻まれる作品として長年語り継がれるものとなっています。
各キャラたちの名言集はこちらで紹介しています↓
まとめ
熱狂的なファンも多いスラムダンクですが、長い年月を経て若い世代が読んだことが無い世代も増えてきているので、もっと幅広い世代にこれからも読まれていってほしいと思い、魅力を紹介しましたが、実際に読んでもらえたら後悔はしないと思いますので、是非読んでもらえたらと思います。
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