日本で一番有名なバスケットマンガといえば【スラムダンク】という方は非常に多いのではないでしょうか?
1990年代に日本ではあまりメジャーでは無かったバスケットを一躍人気スポーツに押し上げたのがこのスラムダンクです。
スラムダンクには主人公のチームである湘北高校はもちろん相手高校にも魅力的なキャラが多く、それぞれのチームに顔となる選手がいることも魅力の1つです。
そしてスラムダンクに登場する高校にはモデルとなった高校が実在します。作品中に出てくる校舎の雰囲気と実在する高校の校舎もそのままなので紹介します。
また選手にもモデルとなる人物が存在していますのでそれはこちらで紹介しています。
【漫画全巻セット】
スラムダンクのモデルとなった学校
湘北高校のモデル校(武蔵野北高等学校)
主人公の桜木が通う湘北高校のモデルとなった高校は武蔵野北高等学校です。
武蔵野北高等学校は、東京都武蔵野市にある公立高校で、1978年の創立以来30周年以上の歴史を持つ伝統校です。
進学校ということもあり、偏差値67という非常に学力の高い高校。
また部活動では体操や陸上競技などが全国大会に出場しており、文化部でも囲碁部が同様に全国大会に出場するという実績など文武両道な進学校。
作中では、赤木らのように優秀な人物と桜木らのように極端に学力が劣る生徒がいたりと、学力に大きな開きがありそう。
そもそも桜木はどうやって湘北高校に受かったのか作中でも大きな疑問があります。
陵南高校のモデル(鎌倉高等学校)
次に湘北の最大のライバル校である陵南高校のモデルとなったのが鎌倉高校です。
鎌倉高校は神奈川県鎌倉市にある県立高校で、通称「かまこう」、「けんかま」と呼ばれています。
鎌倉高校の偏差値は66でこちらも優秀な進学校のようです。
学科は普通科のみ、2年生になると文系と理系で選択が分かれます。この高校の卒業生では女優の鈴木保奈美がいます。
また鎌倉高校前駅1号踏切はスラムダンクのOPアニメーションでも登場しておりファンの聖地となっています。
また悩みバスケを辞めようとしていた魚住を田岡監督が説得し奮起させる名シーンでも校舎が登場しています。
翔陽高校のモデル(松陽高等学校)
監督兼任選手の藤真を要する神奈川No.2のチーム翔陽のモデルとなったのが翔陽高校です。
松陽高等学校は神奈川県横浜市にある県立高校で、偏差値60の優秀な高校。
松陽高校の横断幕『闘魂』は作中で翔陽高校も使用していました。
作中の翔陽高校のモデルとしたのは松陽高校だったのですが、熊本県には翔陽高校が実在しており作者が気づかずにしようしたことに対する色紙が送られているようです。
海南大付属高校のモデル(湘南工科大附属高等学校)
神奈川県最強のチームで神奈川No.1プレーヤー牧を要する海南大付属高校のモデルとなったのが湘南工科大附属高等学校です。
湘南工科大附属高等学校は神奈川県藤沢市にある私立高校で神奈川県の高校の中でも、運動部が活発な学校です。
体育コースと呼ばれる部活動を中心に学生生活が進むコースが存在しており、中学時代に部活で優秀だった人材が推薦入試でのみ入学できる。スポーツのエリート校である。
卒業生にはオリンピック選手やプロスポーツ選手も多く輩出いているおり、まさに作中の王者海南のように各中学時代のエース級の選手たちが入学してくるスポーツの名門校。
山王工業高校のモデル(能代工業高等学校)
作中最強の高校で大学オールスター級の山王工業のモデルとなったのが、バスケの名門校である能代工業高等学校です。
能代工業高等学校は秋田県能代市にある公立高校で男子バスケの全国制覇58回(日本最多)を誇るバスケの超名門校。
山王工業も全国制覇を成し遂げており、作中では全国の強豪校がマークする優勝候補の筆頭チームであった。そんなモデル校とあって公立校でありながらもバスケの名門で生徒会が中心となって『みんなのバスケ』という行事も独自に行っているほど学校にもバスケが根付いている。
まとめ
スラムダンクには実際に校舎が登場したり、グランドが描かれていたり実在の高校をモチーフにしたりと現実要素を取り入れておりファンにとっては聖地がいくつもあるマンガとなっています。