日本で一番有名なバスケットマンガといえば【スラムダンク】という方は非常に多いのではないでしょうか?
1990年代に日本ではあまりメジャーでは無かったバスケットを一躍人気スポーツに押し上げたのがこのスラムダンクです。
そんなスラムダンクが30年の時を超えて待望の新作映画が決定したようでネット上でファンは歓喜しています。
そこでこの記事ではスラムダンクに隠された裏話やネット上の噂や都市伝説を紹介してきたいと思います。
映画化についてはこちらで紹介しています。
裏話・都市伝説
バスケが受けなかったらヤンキー漫画路線になっていた
今ではバスケットを題材としたマンガの金字塔になっているスラムダンクですが、実はバスケが受けなかったらヤンキー漫画路線になっていた可能性があるそうです。
©井上雄彦
その理由は当時バスケは日本ではあまりメジャーなスポーツではなかったため、マンガの世界ではタブーの1つとしてされており、編集者からもコケることを覚悟するよう言われていたようですね。
それでもこれだけバスケをメジャーなスポーツに押し上げた井上雄彦氏の功績は大きいですね。
山王工業戦後あっさり連載が終了した理由
スラムダンクはインターハイに出場し、2回戦で全国最強のチームである山王工業と激突。
周知の通り見る者の心を奪う白熱した試合となり、なんと1試合で単行本7冊分を費やしており死力を尽くした湘北高校は次の試合ウソのようにボロ負けをしたと後日談のような紹介だけで、連載終了へと向かいました。
©井上雄彦
あれだけの人気漫画であったため、連載の続け方はいくらでもありましたが、なぜ終わらせたのでしょうか
作者の井上雄彦が語った内容としては以下のことが理由だそうです。
「インターハイの組み合わせを作った時点で山王戦が最後と決めていた」
「トーナメント表を出したからには決勝まで行くっていう決まった道はもう進みたくない」
「前の試合よりもつまんない試合は絶対描きたくない」
「山王戦より面白い試合は描けないと思っていた」
「テンション高いところで終わらないと、作品にとって不幸になっていく」
確かに他のスポーツマンガを見渡しても山王戦以上のゲームはほぼ無いでしょう。それほどの仕上った試合展開だったと思います。しかし、実はこんな噂もあったようです。
連載中に作者と井上雄彦氏の関係者と編集部の間で、ゲームなどの版権に関するトラブルが発生し、そのトラブルがこじれてします。
その結果、当時の集英社幹部であった鳥嶋氏が『それなら、連載をやめてしまえ』という一声で、連絡が終了したといういきさつがあったようです。
それ以降、井上氏はジャンプで描かなくなったということです。
スラムダンクのキャラクターにはモデルが存在する
スラムダンクのキャラクターにはそれぞれモデルとなるNBAの選手が存在します。
各モデルについてはこちらの記事から紹介します。
スラムダンクに登場する高校にはモデルが存在する
キャラクター同様にスラムダンク内に登場する高校にはモデルとなった高校が存在しています。
各高校のモデルについてはこちらの記事から紹介します。
各シーンにはモデルとなったものがある
スラムダンクには名シーンにはモデルとなったNBAのシーンがあります。
【桜木と流川がリバウンドを取り合うシーン】
【三井のシュートシーン】
【赤木と高砂のマッチアップシーン】
【赤木のリバウント】
【牧のカットイン】
【仙道のドリブル】
【赤木と清田】
などなど他にもNBAのシーンをモデルにしたシーンが作中に存在しています。
あの兄妹は実は本当の兄弟ではない訳あり?
スラムダンクで違和感があるのが、赤木兄妹の容姿ではないでしょうか?
バスケ部キャプテン赤木剛憲とその妹でありヒロインの晴子が実は本当の兄妹ではないといった都市伝説。
その理由は二人の出身中学が異なるんです。
兄の剛憲は回想シーンにて出身中学が北村中なっていたのに対し、晴子は四中であるようなのだ。
通常なら高校は別ということはありえますが、中学は同じだと思います。可能性があるとしたら、どちらかが私立中学にいっている可能性ですが、その後の公立の湘北高校に2人とも来ていることから、どちらかが私立という可能性は低いと思われます。
次の可能性は異父兄妹、異母兄妹のが考えられますが、作中にそういった描写はないので憶測でしたありません。
またマンガで赤木家の両親が描かれていますが、どちらも標準的は容姿であったためもしかして養子?といった憶測もあります。
とにかく顔も性格も全然違うので何かありそうですね。
三井寿について
作者の井上雄彦氏は三井のついて、当初はただの不良キャラとして選手として使用するつもりがなかったようです。
しかし、作品を描いている中で三井に愛着が沸いた作者によって、作中でも有名な名セリフ『バスケがしたいです』が生まれたようです。
©井上雄彦
そして、三井寿の名前は福岡の銘酒『三井の寿(みついのことぶき』が由来になっているという歳伝説も存在しました。
水戸洋平はバスケ部になる予定だった
桜木軍団で桜木のよき理解者である水戸洋平は当初の構想としてはバスケ部のシューティングガード(三井のポジション)になる予定だったようです。
©井上雄彦
しかし、前述したように三井が急遽バスケ部として入部したため予定変更となったようです。
ただ桜木軍団の中でも他の3人とは違い雰囲気があるキャラなだけにバスケをしているシーンを見てみたかった気もしますね。
翔陽高校は実在した
神奈川県No.2で監督兼任プレーヤーの藤真要する翔陽高校のモデルは80年代に神奈川県を連続優勝するなどした神奈川県立松陽高校です。
松陽を変換して翔陽として作品に登場させていましたが、実は熊本県に翔陽高校が実在したようです。
その翔陽高校には『使ってしまってごめんなさい』という色紙があるようです。
牧はサーフィンが得意
海南大付属高校のキャプテンの牧伸一。
作者が黒板に描いた原作最終回からの10日後の姿で牧がサーフィンをしている場面が描かれていました。
©井上雄彦
©井上雄彦
パワーとスピードを兼ね備えた彼の肉体の源はサーフィンによる体幹の強さがあるのかもしれません。
アニメOPに出てくる踏切は実在する
アニメ第1期のOP『君が好きだと叫びたい』のアニメーションに出てくる踏切は実在しており、
モデルとなったのは【江ノ島電鉄 鎌倉高校前1号踏切】だそうです。
©井上雄彦
スラムダンクの聖地として人気があり、撮影に来る観光客も大勢いるそうです。
ちどり荘はモデルがある
インターハイ出場した際に湘北高校が宿泊した宿【ちどり荘】ですが、モデルとなった宿が存在します。
©井上雄彦
https://blogs.yahoo.co.jp/引用
広島にあるみどり荘という建物がモデルとなったようです(注意:現在ウィークリーマンション赤松となっているよう)
SLAMDUNKというネーミングに隠された秘密
ネット上での噂話程度ですが、マンガのタイトルになっているSLAMDUNK(スラムダンク)というネーミングについては秘密があるようです。
S:桜木、L:流川、A:赤木、M:三井・宮城の湘北高校主力メンバー5人の頭文字をとってSLAMDUNKというタイトルに繋がっているという都市伝説。
矢沢の墓の周りの墓石には巨人選手の名前が
安西先生が矢沢君の墓参りに行った場面で、回りの墓標に刻まれた名前は巨人軍の選手や監督の名前!
長島、堀内、原、松井、川相、斎藤、元木、桑田、村田、槇原、落合、篠塚、岸川らの名前が書かれた墓石が出ています。
アニメ100話に紛れ込んだ『助けて』の音声
スラムダンクのアニメ100話「奇跡の男・桜木花道!」の放送にて桜木が会話をしていると、突然『助けて』と声が聞こえたそうです。
この「助けて」の声を聞いてしまった視聴者は、翌日に会社や学校を休んだりする人が多かったようです。
この音声はテレビ版の初回放送のみ聞こえるそうで、DVDや再放送時には入っていないということだそうです。初回盤を録画しているビデオなどではどうだったのか不明ですが、なんとの奇妙な怪奇現象ですね。
まとめ
スラムダンクの裏話や都市伝説、噂などをまとめてみました。
他にもまだまだ裏話や都市伝説、噂などありますが、その中の一部を紹介した形となりました。
ファンの間では周知の事実や意外な噂など様々ですが、これから新作の映画の放送もあると思いますのでこれからも楽しみな作品です。