アメリカンフットボールの『スーパー・ボウル』では毎年ハーフタイムに海外のスーパースターがステージでド派手なパフォーマンスをすることでも人気を集めている。
洋楽をよく知らない人でも名前は知っているような超スーパースターが出演しています。
今回は歴代の出演34組の中からトップ10にパフォーマンスが良かったものを紹介していきたいと思います。
歴代出演者
- 第6回 エラ・フィッツジェラルド(1972)
- 第23回 エルビス・プレスト(1989)
- 第25回 ニューキッズオンザロック(1991)
- 第26回 グロリア・エステファン(1992)
- 第27回 マイケル・ジャクソン(1993)
- 第28回 クリント・ブラック(1994)
- 第29回 パティ・ラベル(1995)
- 第30回 ダイアナ・ロス(1996)
- 第31回 ブルース・ブラザーズ、ジェームズ・ブラウン(1997)
- 第32回 ボーイズ・Ⅱ・メン(1998)
- 第33回 グロリア・エステファン、スティービー・ワンダー(1999)
- 第34回 フィル・コリンズ、クリスティーナ・アギレラ(2000)
- 第35回 エアロスミス、ブリトニー・スピアーズ(2001)
- 第36回 U2(2002)
- 第37回 シャナイア・トゥウェイン、ノーダウト、スティング(2003)
- 第38回 ジェシカ・シンプソン、ジャネット・ジャクソン、ジャスティン・ティンバーレイク(2004)
- 第39回 ポール・マッカートニー(2005)
- 第40回 ローリング・ストーンズ(2006)
- 第41回 プリンス(2007)
- 第42回 トム・ペティ(2008)
- 第43回 ブルース・スプリングスティーン(2009)
- 第44回 ザ・フー(2010)
- 第45回 ブラック・アイド・ピース(2011)
- 第46回 マドンナ、M.I.A.、ニッキー・ミナージュ、シーロー・グリーン、LMFA(2012)
- 第47回 ビヨンセ デスティニーズチャイルド(2013)
- 第48回 ブルーノ・マーズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(2014)
- 第49回 ケイティー・ペリー、レニー・クラビッツ(2015)
- 第50回 コールドプレイ、ビヨンセ、ブルーノ・マーズ(2016)
- 第51回 レディ・ガガ(2017)
- 第52回 ジャスティン・ティンバーレイク(2018)
- 第53回 MAROON5(2019)
- 第54回 シャキーラ、ジェニファー・ロペス(2020)
- 第55回 ザ・ウィークエンド(2021)
第48回 ブルーノ・マーズ+レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(2014)
ブルーノは移動式のステージ上でドラムソロを披露し、一瞬で会場中の視線を惹きつける。
往年のR&Bスタイルと煌びやかなステージに見ているだけで楽しめるダンスパフォーマンスとブルーノの甘い歌声に会場中は大盛り上がり。
レッドホットチリペッパーズもヒット曲『Give It Away』を披露し、上半身裸のジャンプパフォーマンスで会場のボルテージを上昇させ、ラストは花火をバックにブルーノの名曲『Just The Way You Are』を熱唱、上がり切ったボルテージを気持ちよく下げてくれるブルーノの甘い歌声に会場中を酔いしれさせた。
【選曲リスト】
- Locked Out of Heaven(ブルーノ・マーズ)
- Treasure(ブルーノ・マーズ)
- Runaway Baby(ブルーノ・マーズ)
- Give It Away(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
- Just The Way You Are(ブルーノ・マーズ)
第55回 ザ・ウィークエンド(2021)
コロナ渦で世界が揺れる中、パフォーマンスの方法も限られた中でも圧巻のパフォーマンスと独自の世界観を見せてくれました。
オープニングの登場シーンでは電飾を使用したセットでラスベガスを思わせる。
さらにセットにかかった費用で約7億円もの大金を自腹で負担するなど、話題になっています。
【選曲リスト】
- Starboy
- The Hills
- Can’t Feel My Face
- I Feel It Coming
- Save Your Tears
- Earned It
- Blinding Lights
第36回 U2(2002)
09.11の同時多発テロで亡くなった人々に哀悼をささげるために行われたパフォーマンス。
哀悼をささげるためのものだったため、ド派手なショーとは行かない中でもU2は存在感を発揮した。そしてジャケットの内側にアメリカ国旗となっており、ショックを受けるアメリカ国民を勇気づけてくれた。
【選曲リスト】
- Beautiful Day
- MLK
- Where The Streets Have No Name
第50回 コールドプレイ+ビヨンセ+ブルーノ・マーズ(2016)
豪華スターの共演も楽しみの一つであるハーフタイムショーですが、第50回大会は超豪華なコラボレーションが実現。
コールドプレイ、ビヨンセ、ブルーノ・マーズの豪華すぎるコラボ。
コールドプレイが『Yellow』『Viva La Vida』『Paradise』『Adventure of Lifetime』をパフォーマンスし、続くブルーノは『Uptown Funk』をそして、ビヨンセは『Formation』をそして、共にダンスバトルのような演出を披露しラストは再度コールドプレイの『Clocks』歌い豪華すぎるハーフタイムショーを終えた。
【選曲リスト】
- Yellow(コールドプレイ)
- Viva La Vida(コールドプレイ)
- Paradise(コールドプレイ)
- Adventure of Lifetime(コールドプレイ)
- Uptown Funk(ブルーノ・マーズ)
- Formation(ビヨンセ)
- Clocks(コールドプレイ)
こちら↓のリンクでYouTubeへ移動します。
第41回 プリンス(2007)
ハーフタイムショーの中でもひと際評判がいいのが第41回を務めたプリンス。
ゲリラのような豪雨が迫り、ハーフタイムショー自体、開催が危うい中でもプリンスは圧巻のパフォーマンスを見せた。
曲目も過去のヒット曲やカバー曲を披露し会場が驚きと感嘆の声に包まれました。
また雨の影響で4本ものギターを交換しながらのパフォーマンスは歴代最高という評価も多い。
【選曲リスト】
- We Will Rock You
- Let’s Go Crazy
- 1999
- Baby I’m a Star
- Proud Mary
- All Along the Watchtower
- Best of You
- Purple Rain
第27回 マイケル・ジャクソン(1993)
ハーフタイムショーを一躍注目イベントへと押し上げたのはやはりこの人でしょう。
キングオブポップ マイケルジャクソン。
ステージ上に登場するやいなや、1分強微動だにしない。にも関わらず熱狂は増すばかり。
そして、マイケルが動き出すと会場のボルテージは一気にマックスに。
マイケルジャクソンを境目に世界のトップスターがハーフタイムショーを盛り上げるようになっていく。
【選曲リスト】
- Billie Jean
- Black Or White
- We Are The World
第46回 マドンナM.I.A.、ニッキー・ミナージュ、シーロー・グリーン、LMFAO(2012)
続いてはクイーンオブポップ。
劇団シルク・ドゥ・ソレイユとコレオグラファーのジェイミー・キングによって演出された豪華なショー。
時代が過ぎ去ったと揶揄されていた彼女がまだまだ色褪せず第一線にいることを証明したステージパフォーマンスでした。
ただ少々残念なこともあり、M.I.A.がパフォーマンス中にカメラに向かって中指立てたことで批難が殺到したというハプニングもありました。
【選曲リスト】
- Vogue
- Music
- Party Rock Anthem
- Sexy and I Know It
- Give Me All Your Luvin’
第47回 ビヨンセ デスティニーズチャイルド(2013)
世界の歌姫のハーフタイムショーはまさに圧巻。
ツイッターの歴史上、最もツイートされ1分間に299,000件以上のツイートが作成されるなど話題になる。
ステージ上の演出に合わせて高いヒールにも関わらず激しいダンスを披露。
そして、かつてビヨンセが組んでいたユニットデスティニーズ・チャイルドを再結成しケリー・ローランドとミシェル・ウィリアムズの3人で最高のパフォーマンスを見せる。
【選曲リスト】
- Crazy in Love
- End Of Time
- Baby Boy
- Bootylicious
- Independent Women
- Single Ladies
- Halo
第51回 レディ・ガガ(2017)
史上最も視聴率の高かった音楽的イベントとしても評判が高いレディ・ガガのハーフタイムショー。
独特の世界観を持つレディ・ガガのステージパフォーマンスはまさに彼女らしさの象徴であった。
ドローンで再現した上空にアメリカ国旗をバックに歌い出し、その後ワイヤーにつられ、スタジアム上に降り立った。
激しいダンスナンバーやピアノの弾き語りなど変幻自在のパフォーマンスは圧巻。
【選曲リスト】
- God Bless America
- This Land Is Your Land
- Edge of Glory
- Poker Face
- Born This Way
- Telephone
- A Million Reasons
- Bad Romance
第40回 ローリング・ストーンズ(2006)
伝説のロックバンドたる所以を存分に発揮したステージパフォーマンスだった。
60歳を超えたミックジャガーは全く衰えることを知らない。バンドのロゴでもある下を出した口の形をしたステージ上を駆け回り、腰を激しく振り回す。
そんなミックのパフォーマンスに会場中の観客は興奮しきっていた。
【選曲リスト】
- Start Me Up
- Rough Justice
- Satisfaction
まとめ
世界を代表するスーパースターたちが最高のパフォーマンスを見せてくれるスーパーボウルのハーフタイムショー。
これまでに34組のアーティストが出演しており、今回紹介した10組以外ももちろん素晴らしいパフォーマンスを見せてくれています。
どれもテンションが上がりワクワクする内容になっているためオススメです。