野球の戦略的采配として大事な代打を送るタイミング。
試合の流れを大きく左右する代打や選手の思いで作りのための代打など様々なポイントで使用されますが、今回は代打の効果的な使い方を試合展開によってのタイミングなどを解説していきます。
代打とは
代打とは打順が回ってきた選手に変わってまだ試合に出場していない選手が打席に立つことを言います。
別名:ピンチヒッターとも言います。
代打で打席に立った選手はそのまま攻守交替のタイミングでも守備につかなければならなく、また代打で一度退いた選手はその試合では再出場は出来なくなります。
代打が起用されるタイミング
代打が起用されるタイミングにも様々なポイントがあります。
代打の意図によってのタイミングを解説します。
試合の大事な局面
最も戦略的な代打のタイミングとして、試合の勝敗を大きく決めるような大事な局面で代打を送ります。
例えば最終回1打同点のチャンスの場面などのここぞといったワンチャンスをものにするために起用する。
投手継投のタイミング
プロではよくありますが、DH制のない試合の場合、一般に野手に比べて打撃力が劣る投手の打席では安打は期待しにくいため、試合中盤以降に走者を置いた場面で投手に打席が回った場合で代打を投入する場面が多いです。
投手の継投のタイミングにつながるためかなり重要な選択になります。
DH制についてはこちらを参考にどうぞDH制とは
勝敗がほぼ決した試合での思い出作り
高校までではよくあると思いますが、試合の終盤ほぼ勝敗が決した試合(主に負けている側のチーム)において、中々試合に出場することの出来ない補欠の選手を次々と代打で投入し、最後の思い出作りのように利用されます。
記録更新のための起用法
ベテランのプロ選手が連続試合出場記録を更新している中、、負傷しフルイニング出場が困難な場合などで、代打として1打席限り使用し、連続出場記録更新のために利用したりもします。
まとめ
代打について紹介してきました。
場面や状況に応じて使い分けが様々です。チームの采配を振るう監督としての手腕を問われる重要な要素の一つでもありますので、ぜひチーム状況などを把握し、的確な使用が出来るように日ごろからレギュラーのみならず、控え選手の能力にも目を光らせる必要がありますね。