『自分はメンタルが弱くて、大事な場面でも不安や緊張から失敗してしまう』、『もっと自分に自信が持てたなら』等思ったことはないでしょうか?
でも自分にはもともと自身なんて無いし、メンタルが弱いからと諦めていませんか?
そんな時に効果的なのがメンタルトレーニングです。そうです。メンタルは鍛えることが可能です。
メンタルトレーニングとは、もともとはアスリートが精神力を鍛えるために、スポーツ心理学に基づき取り組んでいます。
大舞台や大事な試合などで結果を出すためにはメンタルの強さが必須です。
そして、メンタルの弱い人は、人間関係をはじめとするさまざまなことから受けるストレスを深刻に受け止めてしまうため、様々なパフォーマンスが低下しやすく、ここぞという場面に結果を出しにくいというデメリットがあります。
なので最近では、演劇や演奏などの舞台で発表される方や、大事なプレゼンや難しい仕事をこなす場面などビジネス界など幅広い分野でもメンタルトレーニングが取り入れられるようになってきました。
メンタルを鍛える事がで自分の持てる最高のパフォーマンスを発揮し、様々な場面での成功へと繋がっていき、その結果が自信に繋がって人生が豊かになっていきます。
この記事ではそんなメンタルトレーニングの方法ご紹介します。
メンタルが弱い人とは?
特徴1:気持ちの切り替えが苦手
自分のメンタルが弱いなと感じる場面は様々あると思いますが、大きくは何かしらのストレスを感じた時にそのストレスを深く受け止めてしまい、気持ちをすぐに切り替えられないことにあります。
例えば
- 試合などの大事な場面で失敗してしまい敗北してしまう
- 大事な仕事がうまく行かず、上司に叱責される
- 仲間からの注意や文句を言われたときに抱え込んでしまい、その後の関係をうまく続けられなくなる
などが挙げられますが、この他にも何かとストレスが多い現代社会においては、メンタルが弱いとどんどん追い込まれてしまう状況になってしまいます。
特徴2:失敗した経験がトラウマになっている
人は誰しもが失敗するものです。
失敗してこその人間ですし、どんな偉人でも絶対に失敗しています。
世になを残す偉人たちはその失敗を糧に成長を繰り返し、誰も見たことがない偉業を成し遂げるのです。
しかし、その失敗でトラウマになり、怖気付いてしまうとそこで人は成長を止めてしまうのです。
特徴3:真面目で完璧主義者にありがち
真面目でなんでも完璧を目指す人の方が物事を深く考えます。
それは決して悪い事ではなく、むしろ良いことなのですが、完璧を目指すが故に挫折した時に、そこから這い上がるのに苦労するものなのです。
メンタルは生まれつきではない!
メンタルが弱い人の思い違いとして、【生まれつきメンタルが弱いから】とか、【メンタルは鍛えなれない】と思っている方も多くいらっしゃいます。
しかし、メンタルは生まれついてのものでは無く、後天的に備わってくるものなのです。
メンタルは鍛えられる
先述した通り、メンタルは決して生まれつきではありません。
もともとの性格の差はあれど、誰でもメンタルを鍛える事は可能ですし、強くする事が可能なのてす。
それを証明するようにプロアスリートなどもメンタルトレーニングをメニューに取り入れています。
またあのイチロー選手も毎朝カレーを食べる、打席に入る前に決まった動きをするなどのルーティンを持っています。
あれも自身の体調管理や、いいイメージを掴むため、など一瞬のメンタルトレーニングの果ての行動だと思います。
メンタルを鍛えることでのメリット
- 物事に動じない
- 失敗を恐れずチャレンジできる
- どんな時も自信に満ちていて冷静沈着でいられる
自身の周りにいる傍目から見てメンタルが強い人の特徴はこういった人物ではないでしょうか?
少しの障害でクヨクヨしてしまう方にとっては羨ましいメンタルの強さですよね。
メンタルトレーニングのやり方
最終目標を明確にイメージする
メンタルを鍛えるにあたって、イメージはかなり重要になってきます。
なぜなら、メンタルが弱い方は、頭の言い方多く【何か行動を起こす⇒失敗した時のリカバリー方法まで考える】という思考回路の方多数いらっしゃいます。
(誤解が内容に記載しますが、メンタルが強い方が単純だという話ではありませんので、ご了承下さい)
イメージの中に不安要素が含まれると人はどうしても、不安要素の払拭のために力を削ごうとしてしまい、結果不安が大きくなるのです。
なので、メンタルを鍛える際はイメージトレーニングを最初に取り入れていきます。
特にスポーツをされる方にはぜひ取り入れて欲しいトレーニングになります。
自己満足でいいので必ずいい結果のみを想像するようにして下さい。
1.まずイメージを始める前にリラックス出来る環境を作ります。
(好きなお香やBGMなどをかけるのもいいでしょう)
2.呼吸を整え、深く深呼吸をする
3.自分の目標とするものを強くイメージする
4.その目標までの過程をイメージする。(いつ、誰と、どうやって、どこで)
5.そのイメージを繰り返す
このトレーニングを日々繰り返すことで心に余裕が生まれます。
またニオイやBGMといったものは、その時の頭に思い描くものをフラッシュバックさせやすくなり、瞬時にリラックス状態へ心を切り替えられるため、気持ちの切り替えがしやすくなり、結果メンタルを保てるようになってきます。
完璧を求めすぎない
先述したとおり、メンタルが弱い人の特徴として真面目で完璧主義者が多いため、常に100点の結果でなければ、心がモヤモヤして不安が募っていくものです。
しかし、メンタルの強い人はあまり後ろは振り返らず、70点の出来でもクヨクヨせずに前を向いています。
人生において全て100点なんて人間はまず、いません。
なので、人生において平均70点~80点を目指していけば十分に素晴らしい人生になるのではないでしょうか?
平均70点~80点ということは時には30点やそれ以下の時もあります。
でも必ず挽回するチャンスはまた訪れますので、切り替えていきましょう。
自己暗示をかける
これはイメージトレーニングとほぼ同じことになりますが、『自分は出来る』、『自分に出来ないのであれば仕方がない』、他に出来た人がいても『あれはたまたま運が良かったんだろう』と自己暗示をかけることもまたメンタルを強く保つためには重要なことです。
ただし、全く努力なしで怠けている方はせめて1くらいの努力は必要ですよ(笑)
うまく行った時には自分にご褒美も買っちゃいましょう。その時の幸福感というのはとても大事で、その後の活力にもなります。
疲れなどにも気をつけましょう
疲れると人はどうしても楽しいイメージが出来ないものです。
日常生活が多忙な方も現代社会では多いと思いますが、しっかり睡眠をとりリラックスする時間をとれるようにしましょう。
どうしても難しい場合などは、しばらく目を瞑るだけでもリラックス効果がありますので、お試し下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
現代社会ではよくストレス社会などと言われていますし、なんだかギスギスした世の中であることに変わりはないかもしれませんが、メンタルを鍛えることによって、今後の自分の人生がもっといい物になっていくのだとしたら、少しは取り組んでみる価値はあるのではないでしょうか?
少しでも皆さんの心が軽くなればと記事にしてみました。