『SLAM DUNK』の原作漫画やアニメでは謎めいていた三井寿と宮城リョータの初対面のエピソードが、2022年12月に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」でついに明かされました。
今回は、その出会いの舞台となったエピソードを紐解いていきます。
中学時代の出会い
三井寿と宮城リョータが初めて出会ったのは、彼らがまだ中学生だった頃。具体的には、三井寿が中学2年生で、宮城リョータが中学1年生の時です。舞台は湘北高校入学前の中学時代であり、これまでの原作漫画やアニメでは触れられていなかったエピソードです。
宮城リョータの過去
宮城リョータはもともと沖縄に住んでいましたが、家族の不幸により神奈川に引っ越してきました。中学1年生の頃の宮城は、以前のような天真爛漫な姿を見せず、孤独な雰囲気に包まれていました。友達ができずに公園のバスケコートで一人で練習する日々が続いていました。
運命の出会い
そんな宮城リョータが一人でバスケをしていると、突然三井寿が現れます。三井寿は1on1の試合を申し出、協力してバスケを楽しもうと誘います。しかし、宮城は当時の状況からか、その誘いを拒絶します。この時、お互いに名前を知らなかったため、三井寿と宮城リョータは別れることになります。
再会
この出会いから高校入学まで、2人は再び出会うことはありませんでした。
しかし、高校でのバスケ部で再び対面しました。
そこからは原作でもあったようにケガをした三井は期待の新人であった宮城を疎ましく思いリンチすることになってしまいました。
その後心を入れ替えた三井はバスケ部に復帰し彼らの友情と共に物語が進行していきます。初めての出会いは偶然でしたが、運命的な瞬間となり、湘北高校バスケ部での共演へと続くことになりました。
まとめ
映画「THE FIRST SLAM DUNK」が明かした三井寿と宮城リョータの中学時代の出会いは、物語に新たなエッセンスを加えました。
運命のいたずらかのような出会いから、2人の友情が始まり、湘北高校バスケ部での共同戦線が築かれた瞬間です。